文庫Xの中身について首を傾げている方は多いでしょう。
さわや書店が送り出したムーヴメントが全国的に波及し、Twitterで拡散されました。
果たして文庫Xの中身をネタバレしてみましょうか。
文庫Xの中身のネタバレが掲載されない理由
文庫本Xを買ったった!まだ読んでないw pic.twitter.com/CMLn4Y9OBD
— ざわさん (@jawashan12) 2016年9月11日
文庫Xが話題になり一か月近く経ちますが、詳しい中身のネタバレ内容を暴露するユーザーがいないのは何故でしょう?
結論から言えば、ネタバレを書きたいけど書けないからです。
元々、さわや書店の本好きの店員の思いが込められている企画がそうさせているのです。
詳しく見ていきましょうか。
さわや書店の文庫Xは元々、企画もの
文庫Xが話題となったのは岩手・盛岡のさわや書店フェザン店から。
従業員の松本さんと長江さんが文庫Xを生み出した親と言えます。
何とか今の若い世代などに面白い書籍を読んでほしいと感じていたようです。
ですが、その様な本をダイレクトに宣伝しても売れないのは明白。
その為、文庫Xとしてキャッチコピーをふんだんに使った奇抜な表紙で人の目をひく戦略をとったのです。
文庫Xの中身に関して、実際に手に取って、購入された方の情報提供によると、2016年に発売されたノンフィクション作品であるそうです。
文庫Xの中身を読んだ人がネタバレを書かないわけ
盛岡から文庫本Xがやってきた!!٩( ´ω` )و
カードや栞が銀河鉄道でめちゃくちゃ素敵。
そしてこれは確かに、私は自分では手に取らなかったなぁというタイトルだった。読みます。 pic.twitter.com/L1QsHO5Qbe— mau (@harni_mau) 2016年8月15日
文庫Xの価格は810円であり、中身はさわや書店の文学小説などに造詣が深い従業員の方がチョイスしたもの。
しかし、中身は名作なので、810円を支払った人も確実に感動や琴線をおぼえる内容。
沢山の人に読んで欲しいという想いが込められている為に、読まれた方は中身を明かしたくないという気持ちになる様です。文庫Xのネタバレを書きようがないということなんです。
文庫Xを実際に読んだ方々からの情報提供を参考にさせて頂きました。
敢えて言わせてもらえば、文庫Xの中身のネタバレはこういう感じになります。
さわや書店の文庫Xの売り方が全国で!
文庫Xが。売れています。
もっともっと読んで欲しい。
地域の、寝屋川の人にこそ私はこの本を手渡したい。
そう思って仕入れました。
結果、文庫Xとして売ることになったのですが。カバーに全部思いの丈をぶつけました。カウンター前で展開中。 pic.twitter.com/Q2e8Zl8rGw— TSUTAYA寝屋川駅前店BOOK (@T_NEYAGAWA) 2016年8月16日
文庫Xを買った人が騙されたと思わないで、詐欺だのなんだのというパッシングが起きないのも、中身の本がしっかりした実績のある内容だからです。
このマーケティング手法を見習う動きがあるようですね。
日本最大手のソフトレンタル店のTSUTAYAも、さわや書店の熱意ある文庫Xのマーケティング手法を見習って、同じ売り方をしたようですね。
奇抜で変わった売り方である文庫Xマーケティングですが、中身が分からない謎のネタバレを知った人々がどう思うかが今後、見ものです。