篠沢秀夫は現在,病気により死去! 死因のALS(筋萎縮性側索硬化症)とは一体、何か?!

篠沢秀夫という人物をご存知だろうか?

 

大人気クイズ番組【クイズダービー】で人気を博したプロフェッサーであり、現在はALSという病気を患って闘病生活を送っていた人物だ。

 

しかし、現在、死去が伝えられているが、死因であるALS(筋萎縮性側索硬化症)とはどの様な病気なのかをみていこう。

 

篠沢秀夫について

【名前】 篠沢秀夫(しのざわひでお)

【生年月日】 1933年6月6日

【星座】 ふたご座

【享年】 84歳

【出身地】 東京都大田区

【血液型】 AB型

【学歴】 学習院大学文学部

【所属】 学習院大学

【活動】 1963年

 

篠沢秀夫は東京府東京市大森区(現・東京都大田区)で生誕し、15歳の頃に私立学校【アテネ・フランセ】でフランス語を学びながら、東京都立日比谷高等学校に入学。

 

高校卒業後は学習院大学文学部フランス文学科に入学し、卒業後は東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文学専門課程修士課程修了した後、フランス・パリ大学へ留学。

 

帰国後は学習院大学文学部の講師となり、明治大学法学部の講師も兼任。

 

1977年からTBSの伝説のクイズ番組である【クイズダービー】のレギュラー解答者となり、長い間、教授らしからぬ珍答をしていたことが受けて名物教授として人気を博した。

 

その後は度々、メディアなどにも登場し、フランス文学を広めるとともに自身の政治思想なども展開。

 

2009年2月ごろからALS(筋萎縮性側索硬化症)で闘病していることを、週刊誌面上にカミングアウト。

 

既に声が出ない状態であったものの、音声合成装置などの助けをかりて、公演活動を2011年から再開していた。

 

2017年に入り東京都文京区の病院に入院しており、10月26日に静かに息をひきとった。

 

篠沢秀夫の病気は難病指定されているALS(筋萎縮性側索硬化症)

篠沢秀夫は兼ねてより難病指定されている病気・ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患っていることが判明していた。

 

2010年1月15日号の週刊朝日に、病気を患っていることを告白、2011年4月からは呼吸も困難になったことが切欠で、気管切開を行い呼吸器をつけて生活。

 

実はこの時期に篠沢秀夫の家族と住んでいた新宿区の役所とは、揉めていたことが明らかになっている。

 

既にこの時は篠沢秀夫は夜にも介護が必要な状態であり、それを負担に思った家族は障害者自立支援法で定められた奉仕を区役所側に申請した。

 

だが、篠沢秀夫はこの時で77歳であり、役所側は65歳以上であることを理由に申請を退けていたのだ。

 

しかし、これは障害給付の対象を限定する為に2009年10月から設定されていたものだったが、障害者自立支援法のコンセプトにそぐわないものであった。

 

更に篠沢秀夫の妻に対する担当職員の対応も酷かったようで、後に当時の新宿区長の中山弘子が謝罪し、内規も廃止したという。

 

篠沢秀夫の死因であるALS(筋萎縮性側索硬化症)の症状や原因は?!

ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは筋肉に萎縮と低下を及ぼす神経性の病気であり、1974年に特定疾患に認定された難病。

 

原因は未だに謎であり、日本では1年間に10万人に1人か2人の割合で発症するものであり、圧倒的に男性がかかる率が高い。

 

身体中の筋肉の力が弱まると、歩行はおろか、呼吸を司る筋肉の動きも弱まる。

 

生活に必要な力がどんどん衰えていき、寝たきりの状態となり声を発することもかなわずに、最後は呼吸不全となる。

 

過去の統計によると、ALSに発症した患者は発症後から3年~5年で呼吸金麻痺による呼吸困難で死去するケースが多い。

 

だが、篠沢秀夫は発症後、比較的にすぐに気管切開を行って呼吸器をつけた状態で生活をしていたために、7年以上も生き延びていたのだった。

 

だが、このALSは一度かかってしまうと、どんなに延命治療を施していても死去からは免れない不治の病である。

 

既に家族も篠沢秀夫の死去は覚悟していたようであり、最後まで献身的にその身体を介護していたということに他ならない。

 

おわりに

篠沢秀夫に現在、死去の報道が報じられており、クイズダービーなどを見ていた古いファンなどは驚きを隠せないでいることだろう。

 

しかし、かかってしまった病気がALS(筋萎縮性側索硬化症)であったことが、既にいずれはどうしようもない訃報を聞くことになるというのは分かっていた筈である。

 

博学でありながら、天然で珍答をしていた姿が懐かしい篠沢秀夫のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

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