【埼玉県本庄保険金殺人事件】の犯人・八木茂が死刑執行されない現在の状況は?

【埼玉県本庄保険金殺人事件】の犯人である八木茂という人物は憶えているだろうか?

 

マスコミの前で堂々と奇異なパフォーマンスを見せ、挙句、取材記者に暴行を働いたシーンは半ば伝説的だ。

 

死刑囚となっている八木茂が何故、現在に至るまでに死刑執行されないのか?

 

その理由と現在に至るまでの道程を記していこう。

 

八木茂について

【埼玉県本庄保険金殺人事件】は1999年7月に発覚した事件である。

 

犯人として逮捕された八木茂の生い立ちは明かされていない。

 

田舎は何処なのかや、学歴や経歴などの具体的な詳細は明かされていない。

 

事件当時は妻と子供2人かかえており、金融業と水商売店舗のオーナーとして、経済活動を行っていた。

 

身体には入れ墨がある為に、暴力団関係者であるという噂もあったようだが、その事実は確認できない。

 

ただ、極道顔負けの所業で、手段を問わない方法で多額の現金を外部から回収していたことは間違いない。

 

疑惑がかかってから逮捕されるまでの約8カ月の間に、マスコミ相手に取材をさせて欲しいなら、金を払えと言わんばかりに現金を徴収。

 

自身が経営する本庄市のスナックを開放し、有料記者会見を開き、逮捕されるまでに何と約1500万円も稼いだという。

 

有料記者会見の際、自身の疑惑を真っ向から否定するものの、毎日新聞記者の質問に対して激高し暴行を働いたことも特徴的だった。

 

結果的に逮捕され、死刑判決を受けたわけだが、次は八木茂の犯行の手口を見ていこう。

 

八木茂の犯行の手口と共犯者

八木茂は非常に人心掌握術に長けていたと思われる。

 

あたりをつけた標的に親しく接しながら、相手が心を許すと言葉尻を捕らえて突き放す。

 

相手に悪いことをしたと思わせておいて、再び親しみを込めて接するという形で、徐々に相手との信頼関係を築いていき、自分の駒にしていったり、油断させるという方法だ。

 

これは男性女性問わず行われていた様であり、ホステスを掌握して、更に被害者となった男性たちにもしていたのだ。

 
八木茂には共犯者が3人いた。

 

自身の経営するスナックのホステスであり愛人関係にあった武まゆみ、森田考子、アナリエ・サトウ・カワムラの3人。

 

八木茂は自身の店に来る客や、金を貸している男性などを狙って、前述したホステスを使って偽装結婚をさせている。

 

つまり、金融業、経営するスナックなどは、網の役割を果たしていたと言える。

 

八木茂には妻と息子がいたが、自身が使うホステスと愛人関係に至ったのは、犯罪の片棒を担がせてコントロールする為だったのだろう。

 

最も八木茂に加担したのは武まゆみであった。

 

元々、彼女が6歳のころから、八木茂とは顔見知りであった。

 

彼女が16歳の時にはじめて男性と関係をもった相手が八木茂であり、そこからずっと八木茂の下僕として働いていたということだ。

 

現在は無期懲役の判決を受けて、東京拘置所に収監されており、かつて【愛の地獄】という告白本を週刊誌記者・小林俊之の協力の元に刊行。

 

残りの2人、森田考子とアナリエ・サトウ・カワムラは現在、既に刑期を終えて出所していると思われるが、詳細は不明である。

 

八木茂の現在と死刑執行されない理由

八木茂は逮捕されても一貫して無実を主張しつつも、2008年には最高裁判決にて死刑が確定している。

 

しかし、そこから9年経った現在も死刑執行は行われていないのは、特別抗告を使って死刑執行を食い止めているのだ。

特別抗告(とくべつこうこく)とは、各訴訟法で不服を申し立てることができない決定・命令に対して、その裁判に憲法解釈の誤りその他憲法違反を理由とするときに、特に、最高裁判所に判断を求める抗告をいう(民事訴訟法336条、刑事訴訟法433条)。最高裁判所が憲法適合性を決定する権限を有する終審裁判所(憲法第81条)であることから定められている。なお、刑事においては判例違反も特別抗告理由となりうる。また、刑事訴訟法上の特別抗告については、適法な抗告理由が認められない場合であっても、法令違反・重大な事実誤認など刑事訴訟法411条所定の事由が認められる場合には最高裁判所が職権で原決定を取り消すことが判例上認められている。

引用:Wikipediaより

八木茂の死刑執行日がいつになるのかは、依然として不明であるが、特別抗告も永久に継続できるものではない。

 

ただ過去に犯人が死刑判決を受けて、死刑執行されていなかったケースが、2017年に入り動き出す事例が目立っている。

 

もしかしたら、八木茂のケースも今年中に何らかの動きがあるのかも知れないが・・・。

 

八木茂が営んでいたスナックや事務所などは、現在は更地や倉庫として使われており、かつての様子は微塵もないという。

 

以前は自身が所有していた自宅近くに建てた母屋には、海外から日本にきたフィリピン人を複数、住まわせていたそうだ。

 

八木茂の妻は、逮捕されてからしばらくの間、一人で暮らしていたようだが、2010年頃に病気で他界しているという。

 

おわりに

【埼玉県本庄保険金殺人事件】の犯人である八木茂の犯行の手口や、死刑執行が今もってされない理由を紐解いてみたが、近年では非常にインパクトがある人物であると言える。

 

テレビ番組で取り上げられる様だが、もしかしたら、今年中に進展があるのかも知れない。

 

そうなった場合は、死刑囚でありながらも死刑が執行されない不可解な状況に終止符が打たれ、その執行日には大きな注目が集まることとなるだろう。

 

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