シャーク土屋は悪役として名を馳せた女子プロレスラーだが、この度、惜しまれながら引退したという。
が、シャーク土屋の身体はボロボロであり、引退の理由は右足切断などの病気による不自由さが原因だった。
シャーク土屋のひげ画像と供にその素顔に迫ってみよう。
シャーク土屋について
シャーク土屋の本名は土屋恵理子といい、1970年2月19日に東京都練馬区で生まれた。
元々、ソフトボールをしているスポーツ少女であり、デザイナーを将来は夢見ていた。
身長170cmと女性にしては大きな体格を持っていたことが、プロレスラーになる切欠になったのだろう。
FMWのマークをデザインし、事務所に売り込みにいった土屋は、そのまま女子プロレスラーにならないか?とスカウトをうけた。
ここから波乱万丈の土屋恵理子がシャーク土屋としての女子プロレスラー人生を送っていく事になる。
シャーク土屋の素顔とひげ
団体の枠も、勝敗も、ついには性別も超越して。猛毒のなかに、実は気品があって。すっごく真面目なプロレス考察もあって。私は記者時代、何度「シャーク土屋」、「平成裁恐猛毒GUREN隊」というワードを原稿にしたためたか。最後までカッコよかった。マジで。あなたを記事にできて、幸せでした。 pic.twitter.com/CE7Cv1pQwj
— 伊藤雅奈子 (@kanataku) 2016年11月24日
シャーク土屋は悪役として活躍した女子プロレスラーだが、ツイートでも分かるように、その素顔は非常に真面目であった様子だ。
彼女は常に悪役女子プロレスラーとしてのイメージを損なわない為に、常にメイクをして観客やファンの前に出るのを崩さない女性だ。
プロ意識があるために、メイク無しのすっぴんの素顔は誰も分からずに、画像なども流れてはいないようだ。
が、以前に話題になったシャーク土屋のひげ画像が見つかったので、掲載しておこう。
これだけのヒゲが女性ながらにあるということは、その考え方が体質までをも変えていたということだ。
やはり自分は女性であるなんてことを考えていては、務まらない過酷さが女子プロレスの世界には確実にあるのだろう。
シャーク土屋の切断は病気のため
シャーク土屋はプロレスラーとしてリングに上がっていく中で、対戦相手とは別にもう一つの戦いをしていた。
それは自分自身の身体との戦いだ。
2015年以降、シャーク土屋は体調不良を感じて、埼玉県の病院に入院したが、そこで糖尿病と診断された。
更には乳がんも見つかり、正に満身創痍の身体であったことが分かったのだ。
シャーク土屋の糖尿病は非常に重く、右足が壊死を起こしていて、それは止められない状態だったようだ。
最初は右足の指を3本、切断したものの、それだけでは止まらずに最終的には膝から下を切断するという治療を行わなければならなかった。
また、乳がんの進行を食い止める為にも、右の胸も摘出する治療も行った。
さすがにこれだけの疾患が伴っている身体では、女子プロレスラーを続けていくことは、出来なかったのだろう。
まとめ
シャーク土屋の素顔はそのファイトスタイルとは裏腹に非常に話し方も丁寧で好印象を持たれる女性なのだそう。
しかし、この27年間の女子プロレスラー人生では、多くのファンを魅了し、多くの女性ファンに勇気を与えた功績は揺るぎないものだ。
ひげが生えてしまうほどに、プロレスに打ち込み、自身の身体に切断という過酷な治療を行っていても、最後までプロレスすることを諦めなかったその姿勢は素晴らしい。
今後の活動内容は不明だが、両親や関係者に支えられながら、おそらくは後進の育成などに勤めていくのではないのだろうか?