大矢誠は個人的には許し難い罪をおかした凶悪犯罪者である。
埼玉で税理士事務所を経営し、家族と子供もいる健全な男性であったが裏では、無残でおぞましい鬼畜な所業を行っていた。
その犯行が露見し、逮捕された大矢誠に実刑を求める署名は何と9万筆以上にものぼった。
大矢誠が何をしたかを出来るだけ伏せながら、現在、明かされた内情を見ていきましょう。
大矢誠について
大矢誠は埼玉県さいたま市で税理士事務所を経営している税理士。
2017年8月27日に警視庁保安課に動物愛護法違反の罪で逮捕されたが、その内容は恐ろしくも卑劣である。
野良猫を捉えて13匹の猫を虐待し、6匹の命を残忍な方法で奪い、更にはその模様をビデオ撮影し、インターネット上で公開していたのだ。
猫を虐待した現場は大矢誠の母親の実家であり、現在は空き家になっていた住居であったという。
そんな大矢誠であるが、元々は川越税務署に20年以上勤めていた男であり、税理士になってから退官し、現在の税理士事務所を引き継いだ。
クライアントには上から目線であったものの、仕事ぶりは細かくまじめであり、トラブルもなかったという。
しかし、2007年頃に納税者の留守中に勝手に敷地内に入り、税務調査をしたのだという。
その際、トラブルになり、その様子を携帯電話のカメラで撮影していたというのだ。
当時から、どこか捉えどころのない非情な部分を垣間見せていたといえる。
大矢誠の家族や子供や住所付近の声とは?
大矢誠はさいたま市に在住しており、近所の人間からは、それなりに評判は良かったようである。
マンションの組合の役員をしたり、お子さんとサッカーをしたり、家族思いの普通のおじさんという印象でした。
引用:週刊女性 2017年10月17日号
要するにどこにでもいる普通の家族の主であるということであり、特に目立った様子はなかったということだ。
しかし、住民からはこんな証言も出ているのだ。
夏ごろでしたか、野良猫が毒を飲まされて死んだんです。
近所の人が飼うネコも行方不明になったり、近くの団地でも野良猫の数が、はっきりわかる感じでへっていました。
引用:週刊女性 2017年10月17日号
これらが大矢誠の仕業とは断定は出来ないものの、限りなく疑わしい人物は言うまでもないだろう。
大矢誠に署名運動が起きている現在・・・
大矢誠は逮捕後の供述では、以下の様にこたえている。
猫は糞尿が臭く、爪で壁などを傷つけるので、有害動物の駆除をしただけ。
法律違反ではない。
しかし、それは大矢誠の仕事ではなく、保健所の仕事である。
有害動物の駆除であるならば、何故、ネコを虐待して命を奪う模様を撮影し、インターネット上に公開するのかが疑問である。
大矢誠は現在は既に釈放されている。
動物愛護法の罰則は2年以下の懲役、もしくは、200万円以下の罰金である。
しかし、こうした卑劣な犯罪が罰金だけで済んでしまう現状に、憤慨した人物がインターネット署名の活動をおこなっている。
大矢誠に関して言えば、9月末現在は93,000筆を超える署名があつまっており、署名活動をしている有志の弁によると・・・
初公判に向けて10慢人分の署名を提出したいと思っています。
難しいかもしれませんが、実刑になれば、他の虐待への抑止力になります。
猫を虐待し、その動画で盛り上がるのは、異常です。
心の闇が広がっているように思います。
猫が嫌い、苦手だからと言っても虐待していいわけではない。
被告には一生かけて償ってほしい。
可愛がれとはいいません、罪の深さを考えてほしい。
引用:週刊女性 2017年10月17日号
全くもってその通りである。
ちなみに大矢誠の税理士事務所には批判が相次いでいる。
保釈された後の世論や周囲の状況を見た大矢誠は『撤退する』という言葉がでたのだそうだ。
おわりに
大矢誠は実際には税理士事務所を経営しており、家族や子供もいる、立派な社会人であった。
しかし、その裏では卑劣な犯罪をしていたということであり、個人的にもこうした弱い存在を欲望の為に蹂躙するものは、例え対象が人ではなくても厳罰に処されるべきであると感じる。
人でなければいい、それは動物だから、猫だからという価値観が理解不可能。
動物虐待は最も憎むべき犯罪の一つであると感じるし、この事件を知った現在、筆者も積極的に署名運動には参加したいと思うのであった。