竹島叶実が起こした事件の背景が徐々に浮き彫りになってきた感がある。
それについて巨大掲示板・2ちゃんねるの反応が非常に興味深く、意外性のあるものであった。
それと供に名前の読み方が他と少々、変わっているので、これについても見ていこう。
竹島叶実への2ちゃんねるの反応は?
不特定多数のあらゆる人間が意見を述べ合う2ちゃんねるの様な掲示板の中でも、反応は様々だ。
だが、これだけの凶悪犯罪をおかした人間に対して、意外であったのは同情を感じる反応も多いことである。
・犯罪者と自殺者は総じてプライドが高いんだよな
・変な名前付けるから面接落ちたんだろ 。これは復讐していい
・学校では名前をバカにされ面接で落ちまくったらそうなるのかも
・男で女みたいな名前だとからかわれて卑屈に育ってしまうことがあるんだよな
・親が子供に凝った名前をつけるとコレですわ。
・家から出ない奴なんだから、こいつの言う誰でもよかったは身内に限られてしまう
・やっぱり無職は犯罪に直結してるよな。
・職が決まらないのは世間が悪いからなんだよね。 気持ちはわかる。
と、辛辣な意見どころか、どこか竹島叶実に怒りを向けるわけではなく、共感めいたものを述べる意見も目立った。
無職が犯罪に直結しているという意見があるが、これは現代に限ったことではなく、昔からである。
働いていない者=外から対価を持ってこれない人間というのは、所謂、穀潰し(ごくつぶし)と言われ、人間以下の存在と見なされてきた価値観があるからだ。
特に無差別に犯行を重ねる多くの犯罪者に共通しているのが、働いていないとか収入が少ない、経済的に困窮しているというケースが極めて多い。
働くということは、自分以外の他人や組織に、価値を提供してこそ対価がもらえるのだ。
それをしていないというのは、自尊心も周囲に引き裂かれ、自分自身も負のスパイラルに陥りやすいのだ。
お金が全てとは言わないが、お金を稼ぐことへの喜びを自尊心以上に持っていれば、この様な犯罪は決して起きなかったであろう。
竹島叶実の読み方について
竹島叶実というのは少々、変わった名前であり、2ちゃんねるの反応でも、これについて言及している点が目立つ。
叶(かなう)に実(みのる)と書いて、叶実(かなみ)というのは、非常に良い名前であると、個人的には感じる。
筆者がもしも、この様に将来の自分を考えてくれたかの様な名前を親につけて頂いたのならば、感謝している。
読んで字の如く、自分の望みが叶って、あらゆるところに自分のやってきたことが実って欲しいという親心が、こうした名前をつけたのではないだろうか?
決して警察や報道などで発表されている竹島叶実の供述などに、自分の名前が嫌だったという様なことはないが・・・。
竹島叶実は昔、非常に評判が良かった少年
竹島叶実は学生のころは電子工学などを勉強しており、高校は理系の名門として有名な県立に進んでいた。
学生の頃には検定試験などで表彰もされているくらいに、才能に満ち満ちていた人物であったのだ。
竹島叶実の中学生のころをよく知る同級生などは、とにかく彼は勉強が出来て、他クラスの人間にも影響を与えるくらいに優等生だったと評している。
だからといって、トラブルメイカーでもなく、今回の事件を起こすような子供には見えなかったと、口を揃えて驚いているのだ。
おわりに
竹島叶実に対して、どこか共感づくものがある若者も多いのかも知れない。
それが2ちゃんねるという巨大掲示板の住人たちの同情を誘う様な意見に出ている様にも思える。
だが、実際に彼の内面にどの様な負の感情が生まれて、犯行に至ったのかは、今後の精神分析や調査で明らかになる。
しかし、一番、重要なのは自分自身が世の中に対して何が出来るのか?を考えて、行動していくということ。
そこには小さなプライドなどは必要ではなく、大きなプライドを守るために小さなプライドなどは捨ててしまわなければならないのだ。