7年前に起きた島根女子大生事件は未解決事件とされていた。
しかし、2016年12月17日に被疑者(犯人)を矢野富栄(やのよしはる)と断定したという発表があった。
しかし、犯人と目される矢野富栄は既に亡くなっており、断定した理由は写真であるという。
そして、この事件は奇妙で不気味な真実が垣間見えるのだが・・・。
島根女子大生事件の被疑者(犯人)を断定
7年前の2009年11月6日に発覚した島根女子大生事件。
この事件の被疑者(犯人)を今になって断定したという発表があったのは2016年12月17日。
広島・島根合同捜査本部が7年間かけて捜査を続けて、ようやく一人の人物を割り出した。
それが冒頭で述べた矢野富栄であり、この男性を事件の加害者であり、犯人と断定したのだ。
犯人の矢野富栄について
矢野富栄は事件当時は33歳であり、母親の矢野貴美子と二人で暮らしていた普通の会社員。
が、島根女子大生事件が発覚した2009年11月6日の二日後、2009年11月8日に母親と供に交通事故により亡くなっている。
この交通事故の詳細は以下の通りだ。
山口県美祢市の中国自動車道下り線で車が炎上した事故で、死亡した2人は DNA型鑑定の結果、同県下関市神田町の会社員、矢野富栄さん(33)と母親の 貴美子さん(58)と判明した。
県警高速隊が10日、明らかにした。
高速隊によると、2人はいずれも焼死。事故は8日午後3時すぎ、車がガードレール 3カ所に衝突して炎上した。
ブレーキ痕やスリップ痕はなかった。矢野富栄さんは運転席で、 貴美子さんは車外で見つかった。
この事故報道には非常に奇妙な点があるのにお気づきだろうか?
交通事故につきもののブレーキ痕やスリップ痕が無いということは、ある一つの見解が見えてくる。
この見解については最後に事件に関するネットの反応と供に見ていこう。
矢野富栄と断定した証拠の写真とは・・・
島根女子大生事件は2016年初頭に再度、合同捜査本部の手により操作の洗い直しがなされた。
過去に性犯罪歴のある人物を重点的に再捜査したところ、その中の1人に矢野富栄がいた。
2009年当時、矢野富栄は周囲に『大変なことをしてしまった。』と、漏らしていたという。
捜査本部は矢野富栄が当時、使っていたカメラの写真データを調べたところ、島根女子大生事件の被害者の女性が写っている写真が出てきたという。
被害者の女性と矢野富栄には何の接点もないことが分かっており、これが決め手になったようだ。
何の接点もない女性の写真が矢野富栄のカメラにあったということは、これは何を意味するのか?
事件のあまりのおぞましさと、矢野富栄には過去に性犯罪歴のあることを考慮してみると、どんな写真だったのかは容易に推測出来るだろう。。
とても、おぞましいものであることは想像に難くない。
矢野富栄のおさめられたデジタルカメラとUSBメモリー内の問題の写真は、57枚に及ぶ。
それらの写真は矢野富栄が交通事故によって亡くなる前に、全て削除されていたものだったが、押収した際に画像データの復元に成功した。
57枚の写真の中で証拠と思われる画像は数枚であるが、矢野富栄の自宅の壁や風呂場と供に被害者の島根女子大生が写り込んでいたものがあったのが決定的となった。
島根女子大生事件の犯人についての反応
7年前の事件の犯人が今更になって特定され、その被疑者が既に亡くなっていることから、非常に気持ちが悪いと言う意見が圧倒的多数。
そして、事件発覚後の2日後に、母親と供に不自然な交通事故をしている矢野富栄に対しては、交通事故を意図的に起こした心中であったのでは?と、いう見方が濃厚である。
近年、稀に見る非常に後味の悪い結末を迎えたおぞましい事件であると言える。
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