小倉隆史さんが名古屋グランパスを解任されるという報道が話題を呼んでいます。
深刻な成績不振が続いた上での解任として、至極、当たり前の話ではありますが、成績不振に至った理由は小倉隆史さんがうつ病だからではないのか?という声もあります。
果たして、小倉監督のうつ病とは本当のことなのでしょうか?
小倉隆史が解任にいたるまで
小倉隆史さんは名古屋グランパスエイトの選手であり、現役時代は【レフティーモンスター】と言われていました。
左足から繰り出されるシュートは誰の目から見ても、凄いとうならせる攻撃であり、そんな小倉さんのスタイルに魅了された人間は多いでしょう。
そして彼自身、日本サッカー協会公認のS級コーチライセンスを取得するなどをしていました。
選手時代の実績や引退後の人気などから、名古屋グランパスが2015年6月にGM補佐に抜擢し、GM兼監督に就任しました。
しかし、彼にとって古巣である名古屋グランパスを勝利に導くことは難しかったようです。
小倉隆史が無能と言われたのは
彼が監督に就任して以来、名古屋グランパスは勝利を得ることが出来ずに、何と名古屋グランパスというクラブが出来てから、最悪のリーグ戦16戦、未勝利という記録を作ってしまいました。
期待していたサポーターからは小倉隆史さんの姿を見るや、ヤジが飛んだりする場面も見られることもあったようです。
確かにこういった勝ち負けがはっきりしているスポーツの世界では結果が出なければ、何を言っても期待しているファンやサポーターには届かないものです。
そして、クラブ史上最悪の記録を作ってしまったわけですからね。
小倉隆史がうつ病である噂
元々、小倉隆史さんは名古屋グランパスの選手として活躍してきました。
怪我による成績不振で、選手時代に移籍を繰り返した後に引退しましたが、一番、長く選手として在籍していた名古屋グランパスは非常に思い入れのあるクラブ。
そして、引退後はサッカー解説者などで食いつないでいながら、ライセンスも取得するなどしていたことから、監督になる気持ちは高かったと思われます。
晴れて思い入れのある名古屋グランパスの監督になったはいいものの、結果は散々なのは明白。
サポーターからはヤジられて、ファンからは監督には向いていないと揶揄される始末。
しかし、メディアの前では前向きなコメントを言わなければならないわけですから、精神のバランスが崩れるのは当然でしょう。
小倉隆史にとって解任は良いことか?
小倉隆史さんにとっては非常に受け容れがたいものでしょうが、長い目を見れば良かったことなのかも知れません。
意外とハッキリとしてスッキリしているのではないでしょうか?
うつ病の症状があることは、彼がメディアの前でコメントを出している表情や言動などからも明らかであります。
こうした病を背負いながら、クラブを立て直すという責務を全うするのは、いささか無理があると思いますからね。
うつ病の切欠となった、グランパスの監督のことはひとまず忘れて、心身ともに体調を取り戻した方が間違いなく未来には良い風に繋がるでしょう。