長沼毅教授は科学界のインディージョーンズと言われる程に世界各地を飛び回る行動する科学者。
ところが長沼毅は生徒に暴行したかどで警察に突き出されたという。
長沼毅のツイッターも消えたのは、どうやらこれが原因であるらしいのだが・・・。
長沼毅のツイッターが消えた・・・
長沼毅は広島大学の教授であり、生物海洋学や微生物生態学の専門にしている理学博士。
2012年頃にはテレビ番組にも登場し、独自の視点と世界各国をまたにかけた調査内容を織り交ぜて、大胆な地球の未来を予想していたことでも知られている。
分かりやすく親しみのもてる語り口で、非常に人気があったわけである。
ところが2017年から、それまで積極的に情報発信のメディアとして使っていたツイッターが消えたことが、ささやかながらも話題になっていた。
長沼毅先生の公式Twitter。いつからなくなったの。。。#長沼毅
— しましま (@shima_jiro3) 2017年8月16日
それはどうやら3月に起こした暴行事件に関わっていることが明らかになっているのだ。
長沼毅教授が生徒に暴行した概要
長沼毅教授が起こした事件の概要は以下の通りである。
生物学者として著名な広島大の長沼毅教授(56)が、指導する男子学生に暴行を加えて負傷させたとして、東広島区検から傷害罪で略式起訴され、東広島簡裁が今月1日付で罰金30万円の略式命令を出していたことがわかった。
教授は男子学生への暴行や他の学生への度重なる暴言を理由に大学から休職6か月の懲戒処分を受けている。
大学や関係者などによると、長沼教授は研究室の航海実習で鹿児島県の硫黄島を訪れていた今年3月12日、停泊中の船内で20歳代の男子学生と口論になり、足を払って転倒させたという。
教授は当時飲酒しており、学生に馬乗りになって「死ね」と首を絞めるなどし、顔につばを吐いたという。
学生は腰の骨折などで全治約3週間と診断され、鹿児島県警に被害届を提出。
大学は7月、アカデミック・ハラスメント(立場を利用した嫌がらせ)をしたとして、教授を懲戒処分にした。
引用:読売新聞より
学生たちと酒を飲みトラブルを起こした際に、行き過ぎて暴力を奮ってしまったということであるが、過去にもどうやら余罪のようなものがあったことが伺える。
長沼毅教授がかつてテレビ番組などに出演したビデオなどはYouTubeなどにもアップロードされているので、そちらを是非、見て欲しい。
とても暴力的な印象はなく、非常に温和で気さくな長沼毅教授の様子が分かるのだが、こんなことをしていたとは全く想像すらつかない。
長沼毅教授を懲戒処分にされて・・・
長沼毅教授は既に広島大学を懲戒処分されていることから、現在は休職中。
学生に暴行を加えてる前にも暴言などがあったことわけだが、こうした問題は非常に難しい。
あくまで学生に骨折などの実害を加えてしまった為に、その責任や糾弾は免れないわけである。
しかし、学生側には何らかの落ち度などは無かったのだろうか?
酒の席で学生が悪乗りをして、目上の人間に対して無礼極まりない行為をするということはよくある話である。
それに加えて長沼毅教授はテレビ出演や多くの著書や講演活動なども展開している著名人である。
要するに目立っていた存在であったわけで、これに対して尊敬のまなざしで見る人間もいれば、逆に反目する人間も当然でてくるわけだ。
果たして、この暴行事件の背景には一体、何があったのだろうかは、報道が示す概要だけでは判断がつきかねるといえる。
おわりに
長沼毅のツイッターが消えた原因は、3月に起きた暴行事件が切欠であったということが判明。
確かに長沼毅教授は立場を忘れて及んだ行為は糾弾されてしかるべきであり、暴行罪に問われるのも致し方が無い。
しかし、その背景にはそうする何がの原因があったようにも感じられる。
個人的に長沼毅教授のビデオなどを見て、非常に面白いと好印象をもっていたこともあるので、この度の不祥事は非常に残念ではあるのだが・・・。