松永太は現在、福岡拘置所で死刑執行を待っている死刑囚である。
2017年になり、直ちに死刑執行を望む人間が多い中、果たしてそれはいつになるのだろうか?
松永太の現在の様子などを考察しつつ、大胆に予想してみましょう。
松永太の現在の様子は果たして?!
松永太は北九州監禁殺人事件の主犯として、内縁の妻であった緒方純子と供に逮捕された。
無罪を主張し続けるものの、2005年9月28日の福岡地方裁判所小倉支部で行われた第一審で死刑判決。
不服として即控訴したが、続く控訴審の判決でも無罪は棄却されて、大激怒し最高裁へ上告するも、2011年12月12日に死刑判決が確定。
共犯で逮捕された緒方純子と違って、松永太はおそらく死刑執行が揺るぎない現在でも何かを企んでいる気がしてならない。
松永太は明らかにサイコパス(反社会性人格障害)であり、本来の人間が持っているであろう善意や信頼、共感、感謝、情愛などが完全に欠如してしまっている。
松永太の心にあるものは自らの欲望を叶える為だけの執拗な執念と極めて高い粘着性だ。
現在でも、獄中から無罪を叫び続けている様子であり、死への恐怖や不安というよりも、これをどう覆すかの算段を考えているか、刑務所内の人間たちとよろしくやっているイメージしかわかない。
共犯の緒方純子や緒方家の中での問題、そして松永を逮捕に導いた少女がやったことで、自分は何も手を下していないというところに非常に拘っている。
松永太の中には自分が鬼畜にも劣る行為をしでかしたという自覚がないからだ。
その証拠というべき証言が、松永太の息子から現在、もたらされているのだ。
かつて松永太は緒方純子との間にもうけた息子に死刑判決がでてから、面会を受けている。
その際には死刑判決をうけていながら、息子に”『署名を集めてくれ。』”と頼んできたというのだ。
息子は死ぬ前に謝罪を求めたそうであるが、”『そんなことを言いに来たのなら、帰ってくれ。』”といい、自分を決して曲げようとしなかったという。
やはり、このことからも現在もまだ死刑を免れようとしている気持ちが松永太の中にはあると判断できるのだが。
虚言癖なども併発している完全無欠のサイコパス・・・そう感じるわけだが、どうだろう?
松永太は2017年中に死刑執行されるのか?
松永太は2011年12月12日に死刑執行が申し渡されて、刑が確定している。
従来の死刑執行の確定期間の平均は大体、7~8年と言われている。
若干、時の法務大臣によってバラツキはあるものの、これはほぼ当て嵌まっているようにも思える。
無罪を主張し続ける松永太であるが、戦後の死刑確定判決が覆ったケースは僅か4件。
そのどれもが冤罪、または裁判期間があまりにも長すぎた為に起きたということも加味される。
9年以上の捜査と裁判を行い、あらゆる専門家の心理分析や松永太のこれまでの行動態度などを考えても、これが覆ることはないだろう。
本来、共犯者がいる場合は特に長引く傾向があり、松永太の場合は非常に特殊なケースによる死刑判決となる。
しかしこれは共犯者の裁判が終わってない場合に限るわけで、既に緒方純子は終了しており、静かに刑に服している状態。
これが仮に法務大臣が谷垣禎一や鳩山邦夫であったならば、とっくに行われてた気がしないでもない。
今年中に死刑執行が行われる可能性も0ではないと感じる。
と、いうのも近年では割と3年~4年で死刑執行が行われているケースも目立つ。
基本的に10,11、12月に死刑執行が行われる場合も全体と比べてみると少ないが、無いわけではない。
しかし、2017年になってから、あまりの残虐性にかつては報道規制が敷かれていた、北九州監禁殺人事件をテーマにした特番などが組まれていることにも注目したい。
松永太に関係することで、何らかの動きがありそうだから、テレビメディアも取り上げているということも考えられるのだ。
仮に2017年中に松永太の死刑執行が行われるとすれば、それはそれで一大ニュースとなり、衝撃が走るのは間違いない。
松永太の死刑執行はいつ?
自らが死刑執行を望んだ場合は、法務大臣にもよるが、僅か1年で13階段をのぼった死刑囚もいる。
だが、松永太はそれにあたらないわけで、順当に過去の平均と照らし合わせてみると、2018年か2019年に行われると言える。
事件の概要から目を背けずに熟知した精神力の強い方々ならば、一刻も早く松永太の死刑執行を望んでいる事だろう。
おそらく戦後の事件でこれだけ死刑執行がいつ?と、常に言われ続けており、望まれている犯罪者も珍しい。
松永太に対する反応の中には、我々の税金でまだ生きているというニュアンスの声も多いわけで、それには確かに同意できるところはある。
だが他の意見では松永太の様に自分で手を下していない場合は、死刑執行は長引く傾向があるという意見もあるのだ。
そうなると少々、ある懸念も浮かんでくるわけだ。
長引いて万が一、陛下が崩御したり場合は恩赦になる可能性もある。
恩赦とは、日本国に何か特別な出来事があった場合に、恩典を国民に下ろすものである。
そうなったら、松永太にしてみればしてやったりのことになるような気がしないでもない。
死刑から無期懲役に例えばなったとしたって、無期懲役でも模範囚であれば25年で出てこれるケースも多い。
何にせよ事件をよく知る人々の世論を通すならば、今年中、または来年中に死刑執行が行われても不思議ではない。
が、具体的にいつ?と、言われると誰にも返答がしようはないだろう。
おわりに
松永太の現在の様子は機会を狙って、死刑執行を延長させることを考えているような気がしてならない。
基本的には覆せない最高裁による死刑判決ではあるが、何事も100%ということは断言できない。
2017年、死刑執行がなされる可能性は極めて低いとは思うが、メディアの動きが非常に気になるところでもあったり・・・。
しかし、いつ松永太の死刑執行が行われても、大騒動になり一躍、忌まわしき戦後最大級の事件が再び明かされることになる。
それはそれで闇を垣間見る様で、精神衛生上、宜しくはないと感じる。
だが、この北九州監禁殺人事件は戦後最大級だからこそ、人々が注目する大事件であるために、敢えて目を背けてはならないという様に個人的には考えているのだが・・・。
そうでなければ、理不尽に生まれてもこなかったかのように、跡形もなく消されてしまった命が報われない。
そんな気がしてならないのだ。