沢田雅美と夫の赤松秀樹は【渡る世間は鬼ばかり】の橋田寿賀子から干されたことで、ある意味、有名となった芸能人夫婦。
後にそれはテレビ番組などで語られたことなので、敢えてここでは綴らないが、沢田雅美を語る上で欠かせないのが、がんからの復活である。
名門・がん研有明病院において、夫の赤松秀樹に支えられて、復帰を果たしたおしどり夫婦の様相をメインに書いてみよう。
沢田雅美と夫・赤松秀樹
沢田雅美は【渡る世間は鬼ばかり】で好演を果たしていた為に、記憶にある方も多いだろう。
が、夫の赤松秀樹は昔も今も表には出ない俳優だ。
表に出ない俳優なんて成立するのか?と、いう声もあるが、赤松秀樹は舞台俳優であり、かなりのキャリアを誇っていると思われる。
沢田雅美はテレビドラマの出演と並行して舞台の仕事もしていた。
その時に交際に発展し、同棲したと伝えられている。
元々、沢田雅美が橋田寿賀子と渡るのプロデューサー・石井ふく子と亀裂が生じて、干される原因になったのは夫・赤松秀樹との因縁があったためだ。
人気レギュラー番組を蹴っ飛ばしてまでも、赤松秀樹と供に生きていこうとする沢田雅美。
その夫の赤松秀樹の想いは、だいぶ後になってから沢田雅美にかえってくることになる。
沢田雅美のがん発見は夫・赤松秀樹のすすめ
2013年になり64歳になった沢田雅美。
夫の赤松秀樹が病院に胃の検査をする為に同行した時に、赤松秀樹がついでにと、検査をすすめたそうだ。
検査の結果は胃にがんが出来ているいうものであった。
が、早期発見であったことが幸いし、あまり大事には至らない胃がんであったそうだ。
後に沢田雅美はインタビューで答えている。
インタビュワーの夫唱婦随(ふしょうふずい・夫が言いだし、妻がそれに従うことの意)のたまもの?との問いに、
主人に救われましたね。
いや、割と適当な夫婦ですよ。ただ日頃、元気なだけに、少しでも体に違和感があると、え!ってカンが働くんです
長年、苦楽を供にしてきた者同士だからこそ、働くシックス・センスが発動したということにも思える。
沢田雅美ががんの手術をした有明病院
沢田雅美と夫の赤松秀樹が検査をしたのは、日本で初めてのがん専門の病院として知られる【がん研有明病院】だ。
東京江東区有明のこの医療機関は世界的にも有名ながん治療の最先端を行く病院である。
ここでの検査が早期発見へと繋がり、たった10日程の入院と軽い手術で沢田雅美は何事も無かったかの様に復帰できたのだ。
それもまた非常に幸運と言わざる得ないと思うが、それにしても決して表には出ずに目立たない様に妻を助ける夫の姿は感服する。
沢田雅美と夫・赤松秀樹のまとめ
冒頭でつづった沢田雅美と夫の赤松秀樹を干した橋田寿賀子ファミリーとはその後、どうなったのか?
2005年に沢田雅美は渡る世間は鬼ばかりに復帰していたようで、10年以上の歳月をえて和解しているという形の様だ。
時間の力は改めてスゴイものであると感じる。
そして、芸能人のがん報道は非常に多いものであり、それによって命を落とす方は多い。
沢田雅美の胃がんはそれに比べれば、大したことがないと思われるかも知れないが、そこには常に愛する妻を気づかう夫の赤松秀樹の些細な気配りがあったからによるものだと感じる。
現在は小さな旅番組などで、おしどり夫婦として出演していることもあるそうだ。
全く情報が皆無といってもいい、今後は赤松秀樹もちょくちょくとテレビに出て欲しいものだが。