漫画家の谷口ジローが死去したという報道があった。
フランスでは日本以上に高く評価されている谷口ジローの訃報に、驚かれた人間は数多いだろう。
そんな谷口ジローの死因が明かされていないが、作品などと供に見ていこう。
谷口ジローについて
谷口ジロー氏の最高傑作だと思うんだけどみんな坊ちゃんの時代よもうぜ٩( ᐛ )و
神々の山嶺と事件屋稼業もいいぞ٩( ᐛ )و pic.twitter.com/notbHYFtcT— kuriyama1youth (@kuriyama1youth) 2017年2月11日
【名前】 谷口ジロー
【本名】 谷口治郎
【生年月日】 1947年8月14日
【星座】 しし座
【享年】 69歳
【出身地】 鳥取県
【学歴】 鳥取商業高等学校
【デビュー】 1971年
高校卒業後に一時、就職をするも、漫画家の夢を捨てきれずに1年後に上京。
漫画【狼少年ケン】で知られる石川球太のアシスタントとなり、腕を磨いた後に週刊ヤングコミック誌でデビュー。
その後、独立し、青年向けの漫画を描きながらも、そのジャンルは幅広い。
谷口ジローは兼ねてからフランスの漫画家・ジャン・ジローなどに強い影響を受けていた。
これが後にフランスで素晴らしい評価を得る伏線となっているわけだ。
谷口ジローの死因は?
谷口ジローが死去したのは2017年2月11日。
その死因は現在はまだ公表されておらずに、近親者だけの告別式を行うといった情報しか発表されていない。
69歳という年齢からして、おそらくは何らかの病気によるものだと感じるが、詳細は不明。
後に死因が公表された場合は、追記という形をとる。
谷口ジローは日本でも知られた漫画家であるが、実はフランスでは非常に有名な日本が誇る漫画家であるのだ。
谷口ジローの作品や評価
谷口ジロー先生といえば超絶トーンワーク。正直、漫画界一だと思う。
ゆで卵の黄身のモラモラ感までトーン削りで再現してるのなんて初めて見たもの。 pic.twitter.com/ZY5Q9Kbuiu— 義元ゆういち@夢喰い探偵③発売中 (@fd375575) 2017年2月11日
谷口ジローの描く作品の数々は、どちらかといえば玄人、絵に対して目が肥えた人間がその素晴らしさに圧倒されている様だ。
谷口ジローは前述したように、フランスの漫画家たちに影響を受けていたことで、自身の活動の場もフランスにうつしていた。
そこでは【アングレーム国際漫画歳】やその他、欧州の会で幾度となく受賞歴がある。
その実績から2011年には【フランス政府芸術文化勲章】を頂く快挙を成し遂げている。
フランスでの活動の切欠は講談社とフランスの出版社にパイプがあり、共同企画が持ち上がっていたという。
時は2000年初頭であり、谷口ジローはその企画に参加し、作品が日本の人間よりもフランスの人間にうけたことが評価の始まり。
そこから10数年の時を経て、世界に誇る漫画家の一人として名を刻んだのであった。
おわりに
谷口ジローは日本でもその卓越した独創的な絵の構図により、コアな漫画好きのユーザーに大きな評価を得ていた。
残念ながら死去してしまったわけだが、作品は後世にまで残り続けることになる。
いささか死因が何であったのかは気になるが、今はただ谷口ジローのご冥福をお祈りしようと思う。
安らかにお眠りください。