今村復興大臣が辞任するという。
東北の被災者たちに向けて、あらぬ失言をしてしまったことに対して謝罪したものの、どうやら世間も他の政治家たちも許してはくれなかった様子だ。
2017年4月初旬にはフリージャーナリスト・西中誠一郎との白熱のバトルを繰り広げた矢先のこと。
辞任の裏側には何があったのかに迫ってみよう。
今村復興大臣の謝罪は・・・
今村雅弘がどんな失言をしたのかは、後述する。
失言に対しての謝罪は25日には、今村復興大臣の口からは2度行われた。
が、1度目は全く自分が何を失言したのか分かっていない様子にも見て取れる。
記者:発言自体の取り扱いはどうするのか?
今村:いや、分かりました。 そういう、また、ことでありましたら、ぜひ、取り消しをさせていただきます。
これは人によっては解釈が分かれるだろう。
しかし、またケチをつけるなら認めてやるよ・・・という具合にもとれるのだが・・・。
が、ここで関係者からメモが渡されて、【謝罪】の二文字が書かれており、改めて・・・
今村:皆様方にご心配をおかけしたことについて、改めてしっかりとお詫び申し上げます。
この後、安倍首相が今村復興大臣の失言を別の場所で、変わりに謝罪するということにもなった。
その1時間後に、マスコミの前に現れた今村雅弘。
今度は深々と頭を下げたものの、辞任をするという意向は固まっていないとしていたが・・・。
辞任とは名ばかりの事実上の・・・
しかし、報道各紙、ならびにマスコミ各社には、今村雅弘復興大臣は辞任の意向を示していると伝わった。
そして、最新情報では既に後任として吉野正芳環境副大臣が起用されたとしている。
要するにこれは事実上のクビ・・・更迭・・・一般人で言うならば解雇ということでいいのだろう。
今村雅弘自身は、何故、こんなことに・・・と、いう急展開ぶりに狐につままれた感覚でいるのでは無いだろうか?
今村復興大臣の失言の数々・・・
今村復興大臣は数々の失言を繰り返して、被災者たちを傷つけている。
フリージャーナリスト・西中誠一郎とバトルを繰り返した時は、被災者たちの状況を『自己責任』と。
今回は東日本大震災が東北で良かった・・・と、いうニュアンスの失言をした。
これはすぐさまメディアから全国に報道されて、被災者たちの神経を逆なでし、各所で炎上することになった。
当ブログでもあまりにも過激なために非公開にしているものの、今村復興大臣に関して辛辣なコメントが複数あったくらいだ。
被災者の方々で特に印象深い今回の今村復興大臣の失言についての反応は
(被災の)経験をしてない人に、言われたくない
シンプルだが全くその通りであると感じる。
おわりに
今村雅弘復興大臣が辞任という名の更迭が話題となっている。
一般人の発言と、政治家の発言は重みが違うのは、分かっている筈だ。
が、失言を数回繰り返しても許されるほど、国の代表者は甘くないのだ。
謝罪すればいいという安易な気持ちが、今回の辞任という名のクビにつながった理由であると感じるが・・・。