宜保愛子は既に他界している昭和で最もメディアに登場した伝説の霊能者である。
そんな宜保愛子には様々な噂があるのだが、国籍と夫については兼ねてより首を傾げるかの様な話があった。
ここでは疑問視されている国籍や夫などの家族の詳細などを紐解いてみよう。
宜保愛子の正体とは一体、何だったのか?
宜保愛子は日本屈指、一時期は最強の霊能者と言われていた女性。
1992年辺りから批判が相次いでいたが、視聴率目当てのテレビメディアや発行部数を上げたい週刊誌の戦略がそこにはあった。
しかし宜保愛子は実は30年近く霊能者としての立場から、数多くの不安や恐怖を持っている相談者たちの心の安定を願い活動していた。
霊能者としての立場から、それに付随する専門用語なども多数、使われていたが、現在からみると宜保愛子の正体は、所謂、心理カウンセラーに近い立場であったと思われる。
要するに依頼者(彼女は相談者といっていた)の心の澱みやわだかまり、悩みや不安などを取り除き、精神的な解放を目的としている。
ただそれに対するアプローチが違うだけなのだ。
宜保愛子は確かに幼少の頃に悲劇が続いて、特異体質となっていた事実はあるものの、実際には霊能者というよりはカウンセラーに近かったといえる。
現に宜保愛子の霊能力を批判する風潮が強くなり、様々な原因で彼女が公から姿を消しても、相談しにくる人間が後を絶たなかったという事実がそれを証明していると思われる。
宜保愛子にまつわる国籍の噂とは・・・
宜保愛子には国籍に関する噂もあったりする。
宜保愛子に限らずに様々な有名人に度々、取りだたされるのが国籍問題である。
要するに実は在日なのではないか?と、いうネット民特有の批判方法であるのだが、宜保愛子は間違いなく日本国籍を所有する日本人である。
神奈川県横浜市で生誕しており、父親も母親も日本人である。
そもそも国籍を疑う声というのも、宜保愛子が韓国を異様に嫌っていたことが明らかになっているからであろうだろう。
宜保愛子の夫や家族について
宜保愛子には家族がいたことが死去後に明らかになっている。
当然、彼女の遺言である密葬にして欲しいという願いを現実のものにするには、血縁がいたことは間違いがない。
だが、夫にせよ息子にせよ、具体的な情報は一切、開示されていない。
1970年代から90年代にかけて、あれだけメディアに引っ張りだこだった有名人ならば、家族の詳細などもゴシップ誌などから丸裸にされていてもおかしくはない。
だが、夫や家族に対しての情報が全く出てこないのは、果たして結婚していたのかどうかも疑問符がある。
数少ない情報では夫と息子がいたことがあるものの、それを裏付ける具体的な情報は何も出てこないのが現状だ。
おわりに
宜保愛子の正体は霊能力というものを前面に押し出して、多くの人間を集客した心理カウンセラーであると感じている。
あくまでこれは超常現象や神秘的事象を全く信じなかった場合であり、実際には生粋の霊能者であったのかも知れない。
だが、大事なのは相談者やクライアントに対して、それ相応の価値を提供出来ていたのかが重要であり、宜保愛子はそれをクリアしていたのは明白である。
だからこそ、数字を追い続けるメディアに利用された晩年もあったわけだが、その目覚ましい実績は今後、どんなに注目される霊能者やカウンセラーが出てきたとしても、破られるものでは決して無いだろう。
そういう意味においても、やはり宜保愛子は昭和を代表し、並ぶものが無い日本最強の霊能者であったと言えるのではないだろうか?