ビリーバンバンの弟・菅原進は2014年に重い病気を患った。
兄の菅原孝も同年に病気にかかったことで、非常に辛い年になったが、現在はテレビ出演などもして50周年に向けて活動中だ。
ここでは、ビリーバンバンの最も辛い時期であった2014年を中心に見ていこう。
ビリーバンバンについて
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— Mitsuru Minamiyama (@MusicMinamiyama) 2017年7月17日
【名前】 ビリー・バンバン
【出身地】 東京都国立市
【所属】 ハブ・マーシー
【デビュー】 1969年
【メンバー】 兄・菅原孝 (ボーカル・コントラバス)
弟・菅原進 (ボーカル・ギター)
【ジャンル】 フォーク
ビリー・バンバンは兄弟フォークデュオとして、現在も尚、根強い人気を誇っている。
元々は兄の孝が学生時代に、バンドを結成したところからはじまる。
一時期はせんだみつおもパーカッション担当で加入していたこともある。
アマチュアであった頃から、その卓越した演奏スキルや雰囲気作りに定評があったことから、音楽業界に知れ渡り、1969年にメジャー進出となった。
その後、大ヒットを飛ばすデュオとして成長するも、兄の孝と弟の進の方向性の在り方の違いで解散する。
お互いにソロで活動していたが、1984年に再結成を果たして、いいちこのCMソングでも有名な【さよならをするために】や【また君に恋してる】をリリース。
現在も精力的に活動しているフォーク世代の数少ない生き残りデュオと言える。
ビリーバンバンの弟・進について
ビリーバンバンは前述したように一度、解散をしている。
それは弟の進が兄の孝と違って、血気盛んな性格であった為に、周囲と音楽制作に関して衝突を起こしたことに起因している。
解散後はソロとして歌手として活動し、兄の孝は司会者として活躍していたが、再結成を果たす。
その後は弟の進も丸くなったようで、1984年の再結成以降はビリーバンバンの活動自体は順調そのものであった。
更に2009年には親子ほど歳の違うピアノ教師を生業とする知子さんと10年の交際期間を経て結婚している。
兄の孝とは違って、やはり性格が若いということであろう。
しかし、2014年に再び危機が訪れることになる。
ビリーバンバンの弟の病気は大腸がんだが・・・
2014年に兄の孝が脳出血で倒れて、生死の境をさまよった。
当時、母親の介護をしており、仕事と介護疲れが脳出血の原因であったと言われている。
嫁の恵子さんにも助けられて、命はとりとめたものの、左半身にマヒが残ってしまった。
同じ年に今度は弟の進が大腸がんに蝕まれてしまい、入院生活を送ってしまうが、当時は公表を控えていたという。
手術を経て病状が回復してから、ラジオ番組ではじめてそれを告白している。
大腸がんは他の器官への転移もなく、早期発見が功を奏したともいえる。
ビリーバンバンは存続が危ぶまれもしたが、2014年に厄は全部、落ちたとも考えられる。
その証拠に現在はライブも行い、テレビにも登場するほどに活躍中だからだ。
おわりに
ビリーバンバンの弟・菅原進を中心にみてきたが、非常に魅力溢れるフォーク時代の唯一無二の生き残りといってもいい。
特に神曲の域に達している【また君に恋してる】は切ない曲でありながらも、不思議とテンションが上がる曲だ。
兄弟ともに病気を克服して、50周年に向けて生涯現役デュオとして期待が一層、高まっているのが現状のようだ。