白石隆浩の実名が報道される前には既に事故物件紹介サイト【大島てる】でも紹介されていた。
神奈川県座間市の問題のアパートは過去にも曰くがあったことで知られており、大家さん(オーナー)に同情の声が挙がっているのも見逃せない。
ここでは白石隆浩が犯行につかったアパートに特化した内容をお届けしましょうかね。
白石隆浩のアパートは曰くつきであった・・・
白石隆浩が犯行に使用していた自宅アパートは神奈川県座間市緑ヶ丘6丁目のアパートである。
小田急小田原線の相武台前駅から徒歩8分のところにある。
築30年と古いものの、近隣には病院やレストラン、コンビニエンスストアがあり、線路隔てて向かいには公園もあるという好立地の物件。
更には注目すべきは月々の家賃が19,000円(管理費込みで21,000円)という破格の好物件賃貸アパートである。
しかし、この安さには理由があり、3年前にはアパートの1階の部屋で自殺や事件などによるもので、人が命を断っているのだ。
これは所謂、事故物件というものであり、『心理的瑕疵(しんりてきかし)』と言われる曰く付き物件なのだという。
白石隆浩のアパートは大島てるで既に紹介されていた!
神奈川県座間市の恐ろしい猟奇的事件。大家さんと周辺住民の気持ちを考えると居た堪れない。#猟奇的事件#室内から9人の頭蓋骨#大島てる pic.twitter.com/WDqJiLGBsJ
— 巡姫。(#nana) (@meguri_xx) 2017年10月31日
大島てるという有名サイトはご存知だろう。
個人的には他に類を見ない事故物件にスポットをあてて紹介する優良サイトであると認知しているが、既に10月29日の段階で問題のアパートは紹介されていた。
おそらくは近隣住民、もしくはアパートの住人がリークしたものであるが、その情報掲載の早さと容赦ない具体的な詳細を公にする姿勢は素直に賞賛に値するといえる。
既にアパート内で何が行われていたのかが、白日のもとに晒された今となっては入居者の引っ越しが相次いでいくことは明白である。
そうなってくると非常に今後、困るのがアパートのオーナー(大家)である。
何を隠そう問題のアパートのオーナーは、何とWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥の父親であるという。
管理会社の関係者が明かした。アパートのオーナーは、プロボクサーでWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥の父真吾さんと判明。
真吾さんは取材に「困惑している」と苦しい胸の内を明かした。
アパートのオーナー井上真吾さんは、想像を絶する出来事に「頭の中が真っ白になり、ぞっとした」と事件発覚時を振り返った。
12部屋あるうち、10部屋が入居済みで、住人から継続居住の希望があることから、アパートの運営は続けていくという。
警察の捜査が終わった段階で「被害者の方へ供養の意味を込めておはらいをしたい」と話した。
引用:日刊スポーツより
現在でも大騒動になったアパートには、5世帯の住民が入居しているようだが、その心中は穏やかでは無いだろう。
ところがアパートから退去者は0・・・
事件が発覚してから、世間の思惑とは裏腹に退去者はゼロであるという。
「事件後、退去の連絡は一切入っていません。逆に入居者さんから『出ていかないといけないんですか?』『住み続けていいんだよね?』という言葉を聞いて、びっくりすると同時に勇気づけられました」
アパートの管理会社役員のAさんは「皆さん『すごい安いし住みやすい』と言ってくれている物件。どれぐらい退去連絡があるかと考えていたんですが、事件後は逆に『解体するんですか?』といったような問い合わせばかりだったので驚きました」と語る。
そもそも、人間が長く住んでいる物件で、何らかの形で亡くなるというのは当たり前の話であり、それが他に住む人間に影響を及ぼすということは、科学的にはありえない。
個人的には、入居者の気持ちはよく分かる。
実害が出ていない以上は、別にコストも時間もかかる退去という形をとらないのは自然であるといえる。
白石隆浩のアパートは既に売りに出されていた!
3年前に事故物件となるアクシデントが起きてから、アパートそのものを売り渡す動きが出ていたことが明らかになっている。
アパートの値段は約5000万円程度であり、築30年ではあるが、既にリフォーム済である為に、画像を見てもお分かりの様に外観などは非常に綺麗である。
だが、現在は白石隆浩が室内でおかした犯行により、アパートの一角は特殊清掃業者でなければ除去できない程の異臭が染みついている。
それらの費用は白石隆浩本人、もしくは白石隆浩の家族がもつことにはなると思うが、それもままならなければアパートのオーナーである井上真吾さんが支払うことになる。
だが、既に他の住居に引っ越す人間もいる中で、今後はこのアパートから、それまでに支払ったリフォーム代金や特殊清掃料金をペイ出来るほどの経済的効果は望めないかも知れない。
ネットユーザーや事件に関心を持つ有志達などの反応では、アパートのオーナーに対する同情の声も数多いのが印象的だ。
更に心理的な被害をうけているのは、アパートのオーナーである井上真吾さんや住人だけではなく、近所の人たちも然り。
所謂、呪われた土地の近くに住んでいるというだけで、他県や他市の人間からは忌み嫌われるという理不尽な印象を持たれるからだ。
白石隆浩のしでかしたことは、単純に自殺願望がある精神的弱者らを犠牲にしただけではなく、全く無関係の善良な市民たちにも悪影響を与える卑劣な行為であったということに他ならない。
おわりに
白石隆浩のアパートをメインに情報をまとめて考察してみたが、何とも不幸な話ではある。
個人的には呪いや心霊などというものは信じていないので、事故物件だろうが何だろうが住めば都であると信じて疑っていない。
現に筆者が以前に住んでいた住居も事故物件であったが、そこに住んだおかげで月々のコストは抑えられ、長期的にはメリットしかなかった。
幽霊が出ると言われていても、そんなものは気にする必要もなく、それを信じて精神を圧迫されるということほど、バカな話はないからだ。
だが、筆者の様な考え方を地で行って生きている人間は少ないわけであり、明らかにアパートのオーナーや近隣住民からすると不幸以外の何物でもないわけだ。
白石隆浩の住んでいたアパートのオーナーの井上真吾さんは正当にこういった被害の慰謝料を請求する権利を擁しているし、その手続きは速やかに行うべきであると感じる。