大晦日に行われる格闘技興行【RIZIN】に急遽、出場が決まった堀田祐美子。
全女の暴走女王で総合格闘技の経験もある堀田祐美子だが、同じ女子プロレスラーの豊田真奈美とは非常に深い因縁があるという。
注目があつまっている堀田祐美子の過去を紐解いてみよう。
堀田祐美子について
堀田祐美子は1967年1月10日に兵庫県神戸市で生まれた。
10代の頃から戦う女性に憧れていた堀田祐美子の格闘技の経験は、極真空手からだったという。
が、18歳の頃に全日本女子プロレスに入団し、長与千草の付き人をしながら、プロレスラーとしての道を歩み始める。
1987年から徐々に頭角を表してきた堀田祐美子は、現在、女子プロレスラーとして知名度No.1と言ってもいい北斗晶(当時は宇野久子)とのタッグで王座を奪取するなどの活躍を見せる。
後に全女の中心プロレスラーとして、実力は認められてはいたものの、試合の組み立て方や、自身の観客に対するアピールなどに足りない部分があった。
それにより、豊田真奈美などの後輩に知名度や人気などの女子プロレスラーとしての総合力で、先を越されてしまっていたようだ。
2003年に全日本女子プロレスを退団したあとは、新興プロレス団体の旗揚げに参加するも、フリーになり49歳になった今でも現役女子プロレスラーとして人気を博している。
また日本の女子プロレスという意味に限って、一度も引退せずに現役を貫いている選手としても知られている。
堀田祐美子と豊田真奈美について
若い頃全女大好きっ子だった私は豊田真奈美と堀田祐美子が出て来ただけで震えながら号泣してたよ(;ω;) #骸骨祭り pic.twitter.com/fSbc1kiC1H
— カオリ (@KaORiRedPepper) 2016年12月4日
豊田真奈美は非常に美しい女子プロレスラーとして、現在も尚、根強いファンがいることで知られている。
かつて全日本女子プロレスに堀田祐美子と熾烈な試合を数度しているが、この試合内容がとてつもなくえげつないものであった。
堀田祐美子は豊田真奈美と試合したときは、頭にサッカーボールキックを浴びせ続けたり、馬乗りになり数十回に及ぶ頭突きを喰らわせたりしていた。
試合は堀田祐美子が豊田真奈美に敗れる形で終わったが、その光景はまるでプロレスとは思えない位の堀田祐美子の攻撃に、二人の間には因縁があると言われ続けている。
先輩であり実力は申し分ないものの、台頭してくる後輩の豊田真奈美の存在が疎ましく、それが試合内容に出ていたと思われているようだ。
が、しかし、それは昔のことであり、現在は少々、違った関係のようだ。
豊田真奈美と堀田祐美子の画像
私の全女のお父さんとお母さんです☺️☺️堀田祐美子選手と豊田真奈美選手💕
大好きです‼️#全日本女子プロレス #堀田祐美子 #豊田真奈美 #高橋奈七永 #全女魂 pic.twitter.com/flqkJ1iIMo
— 高橋奈七永 1/26後楽園ホール (@nanaracka) 2016年12月4日
同じ女子プロレスラーで現在は【SEAdLINNNG】で活躍する高橋奈七永のツイッターには、明らかに仲が悪いとは思えない豊田真奈美と堀田祐美子の画像がある。
全女時代には確かに因縁があったのかも知れないが、現在は戦友の様な間柄である様に思われる雰囲気が色濃く画像から感じ取れる。
そもそも、試合などの本番では敵対していても、私生活ではわだかまりの無い関係というのが、あくまでプロレスラーの本質であったりする。
おわりに
12月31日の大晦日に行われる【RIZIN】には、神取忍が出場する筈であったが、骨折により急遽、トレーニングパートナーを務めていた堀田祐美子が抜擢された。
プロレスラーとして活躍する傍ら、総合格闘技【DEEP】にも出場したことがあったりするので、これはこれで勝算は薄いとはいえ、見どころのある試合になりそうだ。
対戦相手のギャビ・ガルシアは個人的にはまだ総合格闘技においては、穴の多い選手であると感じるので、堀田祐美子がもしも意気込み通りにKO勝ちしてくれるとなると、かなり盛り上がることになるのだが。