兵庫県姫路市のわんずまざー保育園の問題で、保育士の証言が物議を醸しだしている。
園長の小幡育子に従っていた保育士にも批難が囁かれていた気配もあったが、実際はその就労状態はブラックなものであったようだ。
つまり、園内で働く保育士たちは、園長に恐怖心を抱き従うしかなかった様子が伺える。
わんずまざー保育園の実態
園長の小幡育子が設立したわんずまざー保育園は園児たち以上に、従事していた保育士たちにとっても過酷な労働状態であった。
中には子供を放っておいてルールを守らない保護者達にも原因があると言う意見もある。
しかし、人にはそれぞれ事情があり、どうしても生活の維持のためには働きに出なければならない親は数多い。
そういった親が安心して子供を任せられる場所が保育園なのだ。
それを踏まえた上で、現在、明かされている情報を見ていこう。
わんずまざー保育園はブラックだったのか?
神戸新聞21日配信。姫路市の認定こども園わんずまざー保育園が市に提出した雇用契約書とは別に裏契約:
・欠勤や遅刻、早退をした月は給与1万円減額
・無断欠勤は無給のボランティア勤務7日間
・30分以上遅刻なら2日間
・保護者を待たせたら10日間のボランティア勤務、お客さま宅に謝罪 pic.twitter.com/3yDsIGQ1JX— 武天老師 (@MutenRooshi) 2017年3月20日
上記の様なツイートで暴露されている実態は、保育士にとっても非常に過酷な就労内容であったと思われる。
所謂、ブラックな体質であり、毎日毎日が気が気でなかったのであろう。
また、わんずまざー保育園に対して、別の情報源からは以下の様な証言もあったので引用してみよう。
・退職後数日分の給料を郵送にて請求しましたが連絡もなかった。
・小幡に直接連絡、とても冷静に何処へでも相談して下さいね、と言われ電話を切られる。
・24時間保育ではないのに夜間の預かりもしていたようで従業員が無償で夜間は自宅へ連れて帰っていた。
・ある日には大掃除があるのでお正月のどの日かに出勤して下さいと言われたので、『わかりました』と返事すると、『やる気があるかどうかを試させてもらいました』と理解出来ない。
園長の小幡育子の独裁ともいえる振舞いがわんずまざー保育園の中には蔓延っていたと思われる。
わんずまざー保育園の保育士たちも被害者
前述したのは以前にわんずまざー保育園に勤めていた人間があるサイトに暴露しているものだ。
この他にも保育士たちの証言など、姫路市が発表した内容によると、わんずまざー保育園では園児たちに対してありえない不祥事をしていたことも明らかに。
・電気代の節約の為なのか、真冬でも室温は14℃に設定されていた。
・わんずまざー保育園では保育士は10人雇用だったのが、13人に水増しして市からの不正受給をしていた。
・職員の昼食時間は数分でインスタントラーメンを食べていた。
以上のことから、保育士たちも園長の小幡育子を恐れていた。
保育士たちも人間だ。
自分たちが一生懸命、働いた給料に何かの悪影響があるのを一番、恐れる。
そこに付け込んだ園長・小幡育子の悪質な保育園の運営に加担せねばならなかったのだろう。
他にも小幡育子は自分の母親も10年前には働かせていたとか、自身にも子供が2人いるといたという情報もある。
おわりに
わんずまざー保育園とその園長である小幡育子の恐るべき無責任ぶりが暴露されている昨今。
世の親たち、特に幼い子供を抱える保護者達の間では、非常に憤りをおぼえる事柄であるだろう。
園長の小幡育子が逮捕されるという噂もちらほらと出ている、この問題の行方と顛末が非常に気になるところだ。