土屋嘉男が死去したことが現在、明らかになっている。
黒澤明映画には欠かせない俳優であったが、現在に至るまで死因と死去が明かされなかったことに疑問符がわく。
往年の俳優の経歴と死去と死因についてみていこう。
土屋嘉男について
【名前】 土屋嘉男(つちやよしお)
【生年月日】 1927年5月18日
【星座】 おうし座
【享年】 89歳
【出身地】 山梨県塩山市
【血液型】 A型
【学歴】 山梨県立医学専門学校
【所属】 東宝
【デビュー】 1952年
土屋嘉男はかつて戦国時代に名を馳せた武田家の家老・土屋昌続の血筋を引く家柄で育った。
1952年に俳優座に入所し、2年後に映画デビュー。
日本を代表する名監督・黒澤明に非常に気に入られ、オーディション不参加であるにも関わらずに映画に起用。
それ以降、黒澤明の映画のほぼ全てに登場し、起用され続けた。
東宝に移籍してからは、時代劇だけではなく特撮映画にも出演し、元々は時代劇俳優であったが、特撮映画の俳優として認知されるようになる。
1969年の名映画【風林火山】では、祖先の土屋昌続役を演じている。
2007年の神山征二郎監督の映画【北辰斜にさすところ】に出演してからは、映画の出演は無く、2010年に公演された舞台を最後に出演記録はない。
土屋嘉男の現在は既に死去していた!
土屋嘉男は2017年2月8日に既に死去していたことが、現在、明らかになっている。
「七人の侍」など多くの黒澤映画で脇を固めた俳優の土屋嘉男(つちや・よしお)さんが、2月8日に亡くなっていたことがわかった。89歳だった。
俳優座養成所を経て東宝入社。
54年、黒澤明監督の「七人の侍」で、愛妻を野武士に奪われて苦しむ若い農民の利吉を演じて注目を集めた。
以降、55年の「生きものの記録」から65年の「赤ひげ」まで、黒澤映画の脇役として欠かせない存在となった。
東宝では、ほかに「ゴジラの逆襲」「ガス人間第一号」などの特撮もの、「黒い画集 ある遭難」「乱れ雲」など、幅広い作品に出演した。
引用:朝日新聞より
今年の初めに死去していたことが、現在、明らかになっているが、何故、これまで報道されなかったのだろうか?
土屋嘉男の死因は肺がんであった
土屋嘉男の死因は肺がんであり、近年はその芸能活動が判明していなかった。
おそらく表舞台から、ひっそりと姿を消して落ち着いた余生を送っていたと思われる。
既に関係者もそんな土屋嘉男の近況なども分からなかった為に、訃報を知らせる情報が遅れていたのかも知れない。
が、東宝映画をこよなく愛するファンの記憶には、しっかりと刻まれていた様である。
土屋嘉男さん、ご冥福お祈り致します。
また一人、東宝特撮の名優が天に旅立ってしまったか… pic.twitter.com/H94oRCbjp2— Coolon8991 (@2016gfukkatsu) 2017年9月5日
土屋嘉男さんの御冥福をお祈りいたします
中島春雄さんに続いて円谷特撮を支えた偉人が旅立たれてしまった… pic.twitter.com/GOEsRItQZs
— じゃすぴおん (@jaspion_spsc) 2017年9月5日
土屋嘉男さんの訃報が海外から入ってきたんだけど本当?! pic.twitter.com/l8lbHaRRFh
— tatoosnakedel (@tatoodelsnake) 2017年9月5日
この様にネット上でも土屋嘉男の訃報に悲しみを露わにするファンも多いことから、現在の突然の死去報道にはショックを隠し切れない。
おわりに
土屋嘉男の現在は死去していたということが判明し、死因の肺がんの状態すら分からないままに静かに旅立たれた。
黒澤明に愛されて、数多くの名作に出演し、昭和の映画界に無くてはならない存在であった稀有な俳優の一人であった。
土屋嘉男のご冥福を心よりお祈り申し上げます。