つかじ俊の死去が報道されているが、以前からがん闘病中であったことはファンはご存知の通りだろう。
ブログには遺書とも思える悲壮感が漂う更新もされていたが、やはり帰らぬ人となってしまった。
つかじ俊の晩年を紐解いてみよう。
つかじ俊について
ここで200円を生け贄に揚げまんじゅうを召喚! やけ食いを発動させて凶おみくじを撃破だ‼(かじりかけですいません) pic.twitter.com/Y8IDGVrnT7
— つかじ俊 (@tukazitter) 2016年10月24日
【名前】 つかじ俊(つかじしゅん)
【生年月日】 1990年9月12日
【星座】 おとめ座
【享年】 27歳
【出身地】 埼玉県所沢市
【血液型】 不明
【学歴】 非公開
【デビュー】 2016年
つかじ俊は子供のころから漫画家を夢見ていたという。
経歴や顔写真などは一切、公開していないので、具体的なことは不明である。
だが、ブログ上からの情報を頼りにおよその経歴をはかることは可能である。
元々は同人誌のマーケットで漫画をかいており、中には成人向け漫画を描いていたこともあったという。
2016年には角川書店の青年漫画雑誌【ヤングエース】にて、初の連載が決まっていたが、その後、悪性のがんにかかっていたことを告白。
つかじ俊はヤングエース上にて連載していた漫画【きょうのきゅうしょく!】を2本で休載し、以後は闘病生活に入っていたものと思われる。
つかじ俊のブログには死去に至るまでの心境がつづられている
つかじ俊は悪性のがんと2016年3月に診断されてから、アメーバブログを開設し、自身の生活模様を更新し続けた。
最後の更新は2017年9月8日の夜に更新されたものであり、ブログタイトルは『いよいよ終わりがみえてきてしまった』となっている。
どうもお久しぶりです。
前回の更新からだいぶ空いてしまいました。実は今緊急で入院しています。ヘモグロビンの量が足りなくて貧血気味になりこのままでは抗がん剤が出来ないために緊急で輸血をするために入院してます。そして今日わかった事なのですが現在使っている抗がん剤があまり効いてないみたいなんです。そして主治医からは使える抗がん剤があと僅かしかないと言われてしまいました。正直手の施し様が無くなってきたみたいです。何だか終わりが見えてきたみたいです。体調もあまり良くなく精神的にも辛くなってきました。残された時間も少なくなってきたみたいです。引用:Amebaより
つかじ俊の顔写真はないが・・・
つかじ俊のファンなどが、顔写真が出ていないのかを調べている兆候が検索エンジン上でみてとれる。
つかじ俊のブログやTwitterなどでは、自身の作品や日常風景を撮った写真などは投稿されていても、ご自身の顔写真を公開するということは無かった様だ。
もしも今後、漫画家として成功をした際には、大手をふってその素顔を公開していたであろうし、ファンもそう望んでいたはずである。
久しぶりに熱出したら中学生のころ彼女とやってみたいなーって思ったことがあったので落書きしてみました。思春期やなー。 pic.twitter.com/qSmmYv6eyX
— つかじ俊 (@tukazitter) 2017年7月20日
ガハマちゃん塗てみたー。私は由比ヶ浜派です。 pic.twitter.com/LOTIrCpjsl
— つかじ俊 (@tukazitter) 2017年7月1日
でも頑張って買いに行ったかいがあった。セルフクリームソーダ美味ぇー。 pic.twitter.com/oYnFpwhobs
— つかじ俊 (@tukazitter) 2017年6月29日
がんで苦しい身体であり、療養中であっても、やはり漫画が好きで最後まで描き続けていたということが見て取れる。
非常に優しくコミカルで可愛い絵を描けるということで、本当にがんにかかっていなければ、いずれは大就する才能をもっていた漫画家であることが伺える。
おわりに
つかじ俊が死去したことは、漫画ファンにとっては驚きの報道であっただろう。
ブログにもどこか死因となったがんや死去に対する覚悟を決心していく道程が書かれており、何とも切なくも悲しい気分になってしまう。
それはもしかしたら遺書といっても良いものかもしれないが、若くして志半ばにして去ったつかじ俊のことを忘れぬように、ブログなどは記録として残っていて欲しいものだ。
今はただつかじ俊のご冥福をお祈りいたします。