タケフーズは静岡県沼津市の食品加工会社。
同市内にある食肉販売会社【米久】の社長が文面で商品回収と謝罪をしている。
迅速な対応で素晴らしいと感じるが、今回のタケフーズの食中毒騒動をみてみよう。
タケフーズのメンチカツから食中毒!
タケフーズの冷凍メンチカツを食した消費者が食中毒にかかったことを発表したのは秋田県。
秋田県小坂町に住む男性がタケフーズ製造・米久販売の冷凍食品【ジューシーメンチカツ】で下痢や発熱に見舞われた。
男性からは何とO157が検出されたということで、紛れもなくこれは食中毒問題として、秋田県はこの事態を公表したのだ。
タケフーズと米久の関係
問題のO157が検出されてしまったメンチカツを販売している会社は米久株式会社であり、米久は食品製造をタケフーズに委託している。
つまり業務提携を結んでおり、タケフーズも米久も同じ静岡県沼津市にあるのだ。
元々は同じ会社だったようにも考えられるが、そこまでの具体的な情報は現段階では確認出来ない様だ。
米久の社長が文面により、告知をしているようだが、今度はそれについて触れてみよう。
米久の社長が商品回収と謝罪を!
米久株式会社の代表取締役社長の御園生一彦はネット上のPDF文書で問題の食中毒を巻き起こした販売商品の回収を告知している。
回収対象商品は
【ジューシーメンチカツ(ピロ)】(JANコード・4903150611200)
【クリーミィーコロッケ(ピロ)】(JANコード・4903150621216)
以上の2商品の回収を告知しており、商品の送付先も明記しているとともに、謝罪文も掲載。
非常に迅速な対応で、某企業にも、この迅速な対応は見習ってほしいものだ。
ちなみにタケフーズからの告知は今のところ確認が出来ない状態であり、社長の名前も公開されていないようだ。
あくまで表立つのは米久であり、裏方はタケフーズという感じにも思えるが。
まとめ
ちなみにタケフーズの製造した冷凍食品・メンチカツで食中毒になった人間は、今回の秋田県の男性だけではない。
詳細は詳しく報じられていないが、神奈川県内と兵庫県尼崎市で、類似のケースでO157に感染したという患者が出ているのだ。
果たして米久がメンチカツ製造を委託しているタケフーズの製造工場内は、どうなっているのだろうか?
不衛生極まりない状態で、食品を製造しているのならば、これはこれで新たな問題にも発展しそうな勢いなのだが。