鹿児島県垂水市で発生した岩切みはゆさん事件の犯人として逮捕された田畑悠也の続報。
何と田畑悠也には前科があり、実は岩切みはゆさんの命を奪った後に、大分県で監禁の罪によって既に逮捕されていた事実がある。
要するに既に余罪があった状態だったということに他ならない。
田畑悠也の前科と一連の経緯
田畑悠也の現在まで明らかになっている犯行経緯などをまとめてみよう。
- 2020年9月以前・・・会員制SNS上で鹿児島県鹿屋市に住む岩切みはゆさんと知り合う。
- 9月16日に岩切みはゆさんと県内で顔合わせをして、当日に既に犯行に及んでいたと思われる。
- 同日に垂水市の土手へ岩切みはゆさんを遺棄して逃亡。
- 翌月8日(10月8日)に田畑悠也は、やはりSNS上で知り合った別の30代女性と会う。
- 別府市内の駐車場で女性を刃物で脅して、一時間、車内に監禁した。
- 10月30日 大分県警は田畑悠也を女性を監禁した容疑で逮捕。
- 11月20日には田畑悠也を監禁罪で大分地検は起訴していた。
このように田畑悠也は岩切みはゆさん事件を起こした後に、別の事件を起こして逮捕起訴されていたのだった。
田畑悠也の余罪は岩切みはゆさん事件である
大分県警が田畑悠也を逮捕した際、この時点では田畑悠也が実は既に鹿児島県垂水市で岩切みはゆさんの命を奪い、亡骸を遺棄していることは知らない。
田畑悠也がそんなことを警察に自ら自白することはないからだ。
つまり、この時点で田畑悠也には余罪があったということに他ならないのだ。
同時期に少なくとも2件の女性をターゲットにした犯行に及んでいる田畑悠也であるが、ここに一つの新しい考察が出来るのだが・・・。
田畑悠也はSNSを利用したシリアルキラーか?
田畑悠也はSNS上で女性を漁り、欲望のはけ口として利用している性癖があると思われる。
大分の監禁事件に関して、30代女性が性的暴行を加えられたかどうかは現段階では不明であるが、会員制SNSで男が女を誘うというのは、多かれ少なかれ性欲を満たす目的があることは言うまでもない。
岩切みはゆさんの事件では、彼女の命を奪いながら、翌月すぐに別の女性に対して犯行を企てるということは、異常快楽犯罪者となっている可能性が高いのだ。
シリアルキラーと見出しでは銘打ったものの、実際に田畑悠也が手にかけた女性として判明しているのは、岩切みはゆさんのみであり、シリアルキラーと断定するのは早計であると思う。
だが、あくまで明らかになっているのが岩切みはゆさん事件と大分女性監禁事件の2件だけであり、実際には田畑悠也はもっと別の場所で同じような犯行をしている可能性が高い。
田畑悠也は鹿児島に住んでいながら、大分にいっているということは、会える女性を見つけたら自らが進んで遠くてもその地に向かうという行動力の持ち主だ。
無職でありながら、その資金はどこから出ているのかは疑問なのだが、余罪はおそらくはまだまだある。
今後、警察は田畑悠也の余罪を追及して、様々な犯行を特定するに至るとは思うのだが・・・。
田畑悠也の前科や余罪のまとめ
田畑悠也の前科や犯行などの現時点での数少ない情報をまとめて、考察してみた。
実際、女性に対する犯行以外にも、軽犯罪も合わせれば余罪はまだまだあると思われる。
ターゲットを物色する会員制SNSサイトというのは、おそらくはFacebookなどであり、お金がかかるものではない。
だが、車の維持費や飲み食い、燃料代などの捻出というのは、無職では到底出来ないであろう。
と、いうことは、金銭絡みの犯行なども秘密裏にしていた可能性も高い。
加えて被害者女性も泣き寝入りしてしまっただけで、他にも沢山、いる可能性も高いと筆者はみているが、どうだろうか?
田畑悠也の事件関連の新情報が出次第、積極的に追記を行い、犯行の裏側や本質などを考察していきたいと思う。