藤村俊二が死去し、多くのファンや関係者が悲しみにくれている現在。
往年のスターや名優などが死去すると、若い頃の伝説や武勇伝などに注目が集まるのは定番だ。
藤村俊二も思わず笑いたくなってしまう伝説を若い頃に作っているのだ。
藤村俊二の若い頃について
藤村俊二は若い頃はナレーターや俳優ではなく、振り付け師として活躍していた。
ザ・ドリフターズの伝説を作ったと言われているTBSの番組【8時だョ! 全員集合!】の誰もが知っているあの曲。
エンヤーコラヤ ドッコイジャンジャン コーラヤ
の部分の踊りの振り付けをしたのが、藤村俊二であり、同番組内の【ヒゲダンス】も振り付けしたと言われていたこともあった。
しかし、ヒゲダンスの振り付けはしていないと、生前、本人は語っていた様である。
藤村俊二がおヒョイさんと言われる伝説と若い頃の画像
藤村俊二が亡くなったとは! 最近の老紳士もよかったけど若い頃もかっこ良かった。ますます昭和が遠ざかるね。 pic.twitter.com/HkgWmhnsu9
— kin_me (@kin_me) 2017年2月1日
藤村俊二の若い頃の画像は、どこかダンディに感じる。
ダンディとは全く思えない藤村俊二の愛称が『おヒョイさん』である。
何故、おヒョイさんと言われる様になったのか?
振り付け師として、番組に貢献していく中で、藤村俊二はエキストラ出演を依頼されることが多くなっていった。
実は本人はこれが嫌であったらしく、ヒョイっといなくなってしまう事があったそうだ。
これが度重なり、いつしか藤村俊二を関係者の間では『おヒョイ』、『おヒョイさん』と呼ぶようになっていったという。
今となってはこれが真実なのかどうかを確認する術は無いのだが、伝説化しているおヒョイさんという綽名についての由来である。
また、更に藤村俊二には車にまつわる伝説もあったりするのだ。
藤村俊二の若い頃の伝説とベンツについて
Buy and Cherish this 1970 Mercedes-Benz 280SL Convertible https://t.co/CcP6gsHVUz via @autocherish pic.twitter.com/C2xGB6su3A
— AutoCherish (@AutoCherish) 2017年1月13日
藤村俊二は生前に乗っていた愛車は何と、メルセデスベンツ280SLというモデル。
1968年型で、生産台数は23,885台であり、現在の価格はゆうに1000万円以上すると言われる名車中の名車だ。
非常に車好きであった藤村俊二だが、車に関してのとんでもない伝説が彼にはあるのだ。
若い頃に藤村俊二は一般の人間と車の接触事故を起こしたという。
事故の程度は大したこと無かったにも関わらずに、相手の人間が大騒ぎしたことに対して、藤村俊二はこう言い放った。
いいですか・・・? 本当の衝突とは、こういうものです・・・
そう言った後に、藤村俊二は車に乗り込み、接触相手の車めがけて、自分の車を思いっきりぶつけたのだという。
さすがにこれには相手もドン引き・・・いや、それを超えて冷静にそうしたことをしてしまう藤村俊二を怖いと感じたことだろう。
これもあくまで藤村俊二の若い頃の伝説として語り継がれているエピソードであるが、あまりにも奇抜すぎて笑いがこみ上げてくる。
おわりに
藤村俊二の若い頃に起こした伝説となっているエピソードをまとめてみた。
普通に考えれば、明らかに常軌を逸している行為なのだが、どこか笑いがこみ上げてくるのも、藤村俊二のキャラクターがそうさせるものなのだろう。
しかしプライベートではベンツを乗り回していたダンディなおじいちゃんということで、男が男に惚れてしまいそうな魅力も持っていた。
病気を治して、再び芸能に復帰をしてもらって、その活躍を見せてほしかったものだが、この度のことは本当に残念でならない。