塩見藍という男が逮捕されてたが、その概要は驚きだ。
少年犯罪は時に常軌を逸するが、今回も無謀ともいえる犯行内容はインパクト大といえる。
逮捕された塩見藍のFacebookや顔画像を調べると供に、犯行の概要を見ていこう。
塩見藍が逮捕された概要
事件を報じたのは、ABC朝日放送。
奈良県生駒市で17歳の少年ら3人を車ではね、殺害しようとしたとして20歳の男が逮捕されました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは住居不定・無職の塩見藍容疑者(20)です。
警察の調べによると塩見容疑者(20)は今年6月、奈良県生駒市の路上で自身が運転する車で17歳の少年ら3人をはね、殺害しようとした疑いが持たれています。
少年ら3人のうち、17歳と19歳の少年は頭に軽いけがを負い、22歳の男性は頚椎損傷の重傷です。車にはねられた少年3人は、塩見容疑者の弟らを含む20人規模でのけんかを引き起こしていて、そのけんかの現場に塩見容疑者が車で駆けつけ3人をはねたとみられます。
塩見容疑者は現場から逃走していました。警察は弟のけんかに塩見容疑者が加勢し、事件を起こしたとみています。
引用:ABC朝日放送より
20歳といえば、少年から大人として区切りを迎えて、社会に適応しようとしなければならないわけだが、どうやら塩見藍はまだ少年の心が抜け切れていなかったのかもしれない。
だからこそ出来たであろう、無謀な犯行内容には一様に唖然という言葉しか思い浮かばない。
塩見藍のFacebookや顔画像はどこに?
塩見藍の顔画像はFacebookより判明している。
同姓同名のユーザーは複数いるようだが、このFacebookページの塩見藍は奈良県生駒市に在住しているとプロフィールに明記している。
犯行が行われた場所も奈良県生駒市であるということで、断定とみて間違いないだろう。
何故ならば、他のユーザーは女性であり、在住地などが異なるからだ。
Facebookなどに自らが投降している他の画像などを見ると、興味深いことが分かるので、もう少し詳しくみていこう。
塩見藍の犯行動機は集団心理が起こしたものか?
塩見藍は事件概要を見ると、自身の弟が対立していたグループとの喧嘩の当事者だったことが分かる。
本来、塩見藍が生駒市の不良集団の一員であったことが伺えるものの、この大規模な抗争には初っ端は関係が無かった様にも思える。
だが、後から車で駆けつけて、他の後輩たちとの絡みもあって、所謂、『気合を見せる』といった感情が芽生えて、対立する少年たちを車で轢くという信じられない行為に走ったのではないだろうか?
少年犯罪が時に凄惨でおぞましい結果を呼ぶのは、その殆どが他の仲間との関係や自己を示すという虚栄心がそうさせる。
もっと分かりやすく言うのであれば、カッコつけるという気持ちだったり、自分の存在に箔をつけるために行われたりするものだ。
被害者の少年も、そういった輩の集団に属していたので、決して同情するに値しないと感じるが、頸椎損傷しているということから、後遺症に悩まされる人生を送ることは必須である。
おわりに
塩見藍の犯行概要と供に、その犯行動機やFacebookからの顔写真画像などを見てみた。
筆者が10代の頃にも、こうした不良集団が身近にいた存在であり、ここではとても言えないような事態というのも垣間見たことはある。
しかし、ほぼ全てのこうした人間に言えることは、自己を満たす方法が分からないということに尽きる。
人と対立し、人よりも自分を示すという行為は、とてつないエネルギーを発揮するが、こんな誰の価値にもならないことに向けてしまう辺り、無知であると言わざる得ない。
少年の時は無謀で多少の悪は許される傾向にあるが、だからこそ、そんな時から違う方向へそのエネルギーを向ければ、もっと望む形で自己表現が叶うと思うのだが。