仙台国際ホテル・セラン料理長・中川浩司のパワハラが問題視されている。
表向きは中川浩司の名前は伏せられていたものの、特定は容易くネット上ではこの問題に対して炎上騒ぎが起きている。
中川浩司の具体的な経歴や、一体、どの様なパワハラをしでかしたのかを見ていこう。
中川浩司は仙台国際ホテル・セランの料理長
#仙台国際ホテル
パワハラ料理長中川浩司さん。 pic.twitter.com/PhQQOZpVfz— やおいかん♪ (@unkochan_backa) 2017年10月1日
中川浩司は現在、44歳であり、宮城県七ヶ浜町の出身。
2000年には札幌まつり氷の祭典で、氷を素材とした彫刻作品を出品して優勝。
更に第21回、第27回明治神宮奉納冬期全国彫刻展でいずれも入賞を飾っている。
- 第21回 – 会長賞
- 第27回 – 特選、創美師範賞、明治神宮賞
2010年には宮城食材伝道師の三つ星を認定されているということで、料理人、氷アートで実績を挙げている人物であることが分かる。
札幌まつりの氷の祭典では地元・北海道の職人以外から優勝者を出したのは、中川浩司が初であるということにも注目。
更には仙台国際ホテル内では、結婚披露宴の際、氷のアートで演出をすることもあるそうだが、その作品も中川浩司の手によるものであるとか。
そんな中川浩司が勤めているのが仙台国際ホテル内で営業しているフレンチレストラン・セランであり、料理長を任されていたのだ。
中川浩司(仙台国際ホテル・セランの料理長)のパワハラの数々
@jimin_koho
仙台国際ホテル 障がい者パワハラ傷害事件
・蹴られた所から少し離れた冷蔵庫に頭を打つくらい飛ばされた
・髪の毛を燃やされかぶっていたネットが燃えて溶けてしまった
・中川浩司容疑者が障害がうつると暴言 pic.twitter.com/TBbxnqTfDd— ヤッシー (@2012Terukun) 2017年10月6日
今回、パワハラ被害を訴え出たのは、障碍者等級4級の20歳の女性である。
2016年3月に仙台市内の調理専門学校を卒業し、セランには2016年7月から正社員として雇用されている。
そんな彼女に対して、パワハラがあったわけだが、パワハラ行為を行ったのは、中川浩司だけではない。
部下の男性料理人2名もパワハラ行為に加わったということである。
何故、パワハラ行為に及んだ人間が他にもいるのに、中川浩司だけが槍玉にあげられるのかといえば、仙台国際ホテル・セランの料理長であるということ。
そして、パワハラ行為に加わった男性料理人2名は、2017年1月に退職しているからだ。
パワハラ被害を訴え出た女性が中川浩司らに受けた所業は筆舌に尽くしがたい。
- 調理場にいた際に、膝で身体を突かれ、蹴られるなどの暴力をふるわれた
- 頭を鷲掴みにされて、ガス台の燃え盛る炎で頭髪を焼かれる
- 『お前の触ったモノを触ると、障害がうつる!』と暴言を吐かれる
- 『食材をとってくるのが遅い!』と言われて、顔や首を鷲掴みにされ、引きずり回される。
- 『息が合わない!』と言われ、顔をビンタされる。
- 被害にあった女性が使用していた包丁ケースに、性的卑猥な落書きをされる。
被害者の女性は顔などを殴打された時には、鼻から出血をしていたということであり、これは立派な傷害にも当てはまるといえる。
そして、彼女の私物に落書きをするなどの行為は、もはや、ここまで来ると子供のイジメである。
包丁ケースの画像は河北新報社などの取材によって公開されているが、女性のプライドを引き裂くものであるために、画像にはモザイクがほどこされている。
だが、その内容は想像がつくであろう。
中川浩司(仙台国際ホテル・セランの料理長)パワハラで逮捕されるのか?
仙台国際ホテルは、このセランで起きたパワハラ事件の被害者の訴えに対しては、内部調査をしている。
示談金で刑事事件にしないように計らうことが予想されている。
情報によると示談金は100万円から200万円の範囲で収まるという見解もあるものの、実際にはパワハラ被害に遭った女性はテレビにも登場し涙の訴えをしている。
更には既に退職している男性料理人に対しては、警察に被害届を出すという。
そうなれば、もはやパワハラどころの騒ぎではなく、傷害罪として逮捕されるという可能性も高いのだ。
中川浩司の経歴などは、既に仙台国際ホテル・セラン上のHPから削除されているということで、もしかしたら退職という憂き目も既に出ている可能性も充分に考えられる。
おわりに
仙台国際ホテルは東武ホテルのチェーンであり、仙台の数多いホテルを代表する一つとして有名である。
セランは評価の高いフレンチレストランであり、それをお客に提供して満足を与えているのが、料理長の中川浩司である。
料理人というものは、叩き上げの世界であると言える。
繊細な技術と集中力が要求される為に、一流のシェフとなるには、それだけ多くの難関を乗り越えなければ叶わない。
だからこそ、彼の目からうつる若い人材と言うのは甘えているという様に見えていたのではないだろうか?
しかし、現在は昭和の時代と違って、職人が大きな顔を出来る時代ではないといえる。
そもそも、昔の感覚が現代人の常識からすると異常なのだ。
更に料理長である中川浩司の態度を見て、従う人間は行動を決める。
つまり中川浩司がもしもパワハラではなく、指導をしっかりしていたのならば、他2名の男性料理人もパワハラに加担することは無かったと感じるのだが・・・。