鈴木誠也は広島カープを優勝に導いた代表的な選手といえる。
そんな鈴木誠也は元々、タバコを吸う喫煙者だったというから驚きだ。
現在はタバコを止めているようだが、喫煙していた時と禁煙後の成績の違いを比べてみた。
鈴木誠也はタバコを吸っていた
身体が資本のスポーツ選手がタバコを吸うとは言語道断と言う人間も多いだろう。
しかし、今年の広島カープの優勝に貢献し、大活躍した鈴木誠也は何と今年の春までは喫煙者だったという。
大体、男性がタバコを吸い始めるのは、20歳を超えてからではなく、10代の学生の頃というのが実情だ。
鈴木誠也がタバコを吸い始めた時期までは分からないまでも、もしも10代の頃からタバコを吸っていながら、プロ野球選手になれたのならば、そのポテンシャルは半端ではない。
鈴木誠也がタバコを止めた理由
鈴木誠也がタバコを吸っていたというのを報じたのは、スポーツニッポンだった。
スポーツニッポンが報じた記事の内容は以下の通り。
「自分でチャンスをつぶしてしまった。なぜ、ケガをしたのか。おろそかになっていた部分があったんじゃないか。ずっと考えていました」
沖縄2次キャンプ中の今年2月22日、韓国・KIAとの練習試合で奇禍は起きた。診断は右ハムストリング筋挫傷。以来「治りが遅くなるので」タバコを止めた。考え方も改めた。オフはほぼ無休でトレーニングを続けてきたが、休養の重要性を再認識。体のケア、予防への意識も高まった。
「レギュラーを狙い、奪わないといけない。キャンプでのいい感触は体に染みついているので、結果を出したら(右翼の定位置争いに)入っていけると思います」
鈴木誠也がタバコを止めた理由は怪我の治りを早くする為だった。
野球選手にとって、怪我などの故障は非常に密接なものであり、避けられないことだ。
避けられないならば、一刻も早く治すことが先決だが、鈴木誠也はタバコをやめることが治癒を早めるということを知っていたのだ。
鈴木誠也がタバコを吸っていた時の成績
鈴木誠也が2016年の春まではタバコを吸う喫煙者だったことは前述したが、禁煙前と喫煙後の成績を比べてみよう。
2015年の鈴木誠也の成績は
・打率.275
・打点25点
・本塁打5本
.安打51本
今年の鈴木誠也しか知らない人間からすれば、想像もつかない様な成績ぶりであろう。
この時の鈴木誠也は怪我の治りも遅く、タバコが好きだった喫煙者だったわけだ。
鈴木誠也がタバコを禁煙してからの成績
2016年の鈴木誠也のこれまでの成績は
・リーグ打率・2位(.335)
・リーグ打点・5位(95打点)
・リーグ本塁打・5位(29本)
・安打156本
そして、鈴木誠也が『神がかっている!』と言われた、オリックスとの交流戦の2試合連続サヨナラホームランの時は、当然、タバコは吸っていない。
タバコを止めたことだけが成績が大幅に伸びた理由ではないとは思うが、試合の成績による結果が明らかに違うのが分かる。
筆者も20年以上の喫煙者であるが、鈴木誠也を調べてみて思った。
タバコを止めるだけでこれだけ自分の総合力が上昇するのかと・・・。
禁煙をはじめて考えてしまった鈴木誠也とタバコの話でした。