ジブラルタ生命保険は米国のブルデンシャル社が母体の外資系の企業です。
秋田県の同社の56歳男性営業マンの社員が顧客を騙して、何と1億9000万円もの詐欺を働いていたのです。
果たして、この56歳営業マンとは何者なのでしょうか?
そして、以前にもジブラルタ生命では逮捕者を出していた事実があるのです。
ジブラルタ生命・秋田で起きた事件とは?
ジブラルタ生命の社員が会社が抱える顧客26人に対して、詐欺行為を働き、1億9000万円を騙し取っていました。
具体的にジブラルタ生命・秋田の社員が起こした不祥事について見ていきます。
2009年8月からはじまっていた詐欺行為
秋田県横手市営業所で働いていた56歳の男性社員が保険証書を偽造して、顧客から金を騙し取ろうとしたのは今から7年前。
会社が抱える顧客をピックアップした56歳の営業マンは、言葉巧みにありもしない保険に加入させました。
そして、この7年間、26人の顧客は保険料を払い続けていたわけですが、それはジブラルタ生命ではなく、56歳男性社員の懐に入っていたのです。
ジブラルタ生命への問い合わせで発覚
26人の顧客のうちの1人がジブラルタ生命へ、自分自身が入っているはずの保険に関しての問い合わせをしました。
当然、会社はそんな保険などはなく、問い合わせた顧客が保険会員でないことを告げます。
そこから担当者が56歳のジブラルタ生命・横手営業所の社員であることが発覚して、問題が明るみになったということです。
56歳男性・佐々木孝一の逮捕は時間の問題か?
ジブラルタ生命は自社の問題の社員を調査し、確認すると、佐々木孝一は顧客から偽りの保険加入をさせて、金を支払わせていたことを認めます。
発覚したのは顧客26人への詐欺行為ですが、他にも被害者がいないのかを徹底調査すると供に、佐々木孝一を警察に突き出すことも考えているとか?
警察に今回、詐欺を働いた佐々木孝一が突き出されたら、当然、これは逮捕に値するわけで、顔も白日のもとに晒されます。
偽造保険証書を使った詐欺行為の動機は?
この56歳男性の犯行動機は、どうやら借金返済が最初の目的だったようですね。
どの様な借金をしていたかは不明ですが、騙し取っていた1億9000万円ものお金は、借金返済と生活費で使ったと話しているそうです。
ジブラルタ生命はこの不祥事に対して、お詫びの発表と供に、不審な保険加入を見つける為に顧客へ呼びかけているそうです。
以前にもあったジブラルタ生命社員の逮捕
今年6月と割と最近にもジブラルタ生命の営業マンが顧客から金をだまし取り逮捕されています。
田中克典 62歳は、愛知県の66歳の女性会社員に年利の良い保険があるとでっちあげて、500万円もの大金を振り込ませたという詐欺です。
やはり、この事件でも顧客となった66歳女性が会社に問い合わせて、発覚し社内調査の末に田中克典は警察に自首したという。
警察に逮捕された田中克典をジブラルタ生命は懲戒解雇にし、不祥事に対してお詫びの発表をしたそうです。
ジブラルタ生命で短期間の間に、こうも顧客を騙して金をとるという事件があるということは、もしかしたら、これは氷山の一角かも知れません。
今一度、ジブラルタ生命の保険に加入している方がいらっしゃったならば、問い合わせをしてみたほうがいいでしょうね。