絵本作家ののぶみが情熱大陸に出るそうだ。
絵本作家らしからぬ異色の経歴を持つ、のぶみは過去に幾度となく逮捕されているそうだ。
しかし、現在は子供たちの心を穏やかにさせる絵本を書く作家として、注目を集めている。
のぶみの驚くべき過去を紐解いてみよう。
のぶみが情熱大陸に出演する!
絵本作家としてTBSの人気ドキュメンタリー番組【情熱大陸】に出演するというのは、のぶみが初かも知れない。
と、いうのも絵本に限らず、エッセイストやデザインの分野でも高評価をもっている彼の作品の数々は、子供心を捉えて離さない魅力がある。
しかし、おそらく情熱大陸の出演のオファーがかかった理由は、それだけではない。
それは、のぶみが絵本作家として成功するまでの波瀾万丈な経歴がヤバすぎるからではないだろうか?
のぶみの経歴
のぶみは1978年4月4日に東京都品川区で生まれた。
現在は38歳であり、絵本作家としての評価は申し分ない位に認められている。
のぶみの両親は西大井教会の牧師。
海外の子供達に向けての慈善活動をしていたために、家庭環境は非常に貧しかったそうだ。
主にフィリピンやカンボジアなどの東南アジアの貧しいこどもたちに寄付をするということをしていた両親。
当時、大人気だったファミコンをのぶみが両親にねだると、箱だけ渡されて『作りなさい』と言われる始末。
そんなのぶみが唯一、熱中できたことは絵を描くことだった。
のぶみはイジメで精神を病むことに
のぶみは小学3年生の頃、いじめをうけるようになった。
理由は変わった名前であるからだ。
のぶみというのは本名であるようで、これが原因でいじめをうけていたそうだ。
小学4年生の頃には自殺未遂をする。
1階は礼拝堂、2階が両親とと供に住んでいる居住スペースだったが、礼拝堂で参拝している信者がいる中で、2階で自らの首を刃物で切り付けた。
死ねなかったのぶみは、首を吊ったが、やはり未遂に終わってしまう。
いじめと家庭環境が切欠で自殺を考える様になったのぶみは、精神を病みながらも中学生になったが、不登校児になる。
高校へも進学出来たが、グレはじめていく。
のぶみのヤンキー時代に逮捕
のぶみは同じ様な境遇の人間やつるんでいた人間達と供に、【池袋連合】という不良グループを作る。
暴走族・チーマーといった類のものであり、のぶみは総長として、何と160人の非行少年のトップに立ち、狼藉を繰り返していたという。
その結果、33回も逮捕されるという札付きのワルだったそうだが、ワル仲間は18歳を間近になると、一人、また一人と去っていく。
悪さを繰り返して生きていける程、世の中は甘くないということを、のぶみも仲間も気づいたのだろう。
のぶみは【池袋連合】の総長・・・不良から足を洗い、保育の専門学校に入学する。
のぶみの嫁との馴れ初め
のぶみはこの頃に1人の女性に一目惚れする。
のぶみは彼女のことを『ようちゃん』と呼んでいる。
ようちゃんは絵本が好きであったそうで、気をひくために、のぶみは絵本を描いていると嘘をついた。
元々、絵を描くことが好きだったのぶみは、嘘を言った手前、本当に次の日に絵本を描いてようちゃんに見せた。
その絵本を見たようちゃんは、のぶみの描いた即興といってもいい絵本を面白いといったそうだ。
のぶみはようちゃんを喜ばせる為に、毎日、絵本を描き続けた。
絵本でようちゃんの気をひくことに成功したのぶみは、交際を申し込むと、絵本で賞をとったら付き合うと言った。
のぶみは絵本コンテストの公募ガイドを調べて、実際にようちゃんと付き合うために賞を獲ってしまう。
受賞したその日に交際がはじまったようちゃんは、現在ののぶみの嫁である。
のぶみが絵本作家としてデビューするまで
ようちゃんと交際したのぶみに新たに夢が出来た。
それは食える絵本作家になること。
その為に持ち前の行動力を爆発させて、数か月で100冊以上の絵本を描いては、片っ端から出版社に持ち込んだ。
しかし、結果は散々であり、プロデビューする切欠はのぶみには訪れなかった。
自分の力量不足をつくづく感じたのか、地元・品川区の大井図書館にある6000冊もの絵本を全て読破して、そこに無い絵本を描く構想を練る。
絵本を描いては持ちこんでは却下される日々を送っていたある日、出版社からアニメデザインのオーディションをすすめられる。
NHK主催のキャラクターオーディションに参加すると、のぶみのキャラクターがNHKの老舗番組【おかあさんといっしょ】に採用。
これが突破口となり、講談社から出生作と言える絵本【ぼくとなべお】を出版して、何と2万部を売り上げることになった。
まとめ
のぶみの過酷な少年時代とデビューに至るまでの経歴を紐解いてみた。
絵本作家としてプロデビューを飾る切欠は、何を隠そう現在の嫁が強く影響しているという。
正にこれは愛の力と言わずにはいられない。
プロデビューしてからののぶみも更にエピソードに事欠かないわけだが、それは別記事で綴ってみよう。
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