中村倫也は現在、多くの女性をときめかせるイケメン俳優として大人気だ。
ネット有志達の中においては、何やら矢口真里と関係があるとの記述も若干、見え隠れする。
実際には結婚すらしていないのだが、何故、この様なことになっているのかを紐解いてみようか。
中村倫也は結婚などしていない!
そもそも中村倫也は結婚をしていない独身男性である。
あまり芸能に詳しくない者達がネット上の情報を鵜呑みにするには、明らかにおかしいことである。
確かにかつては佐々木希や堀北真希、小島陽菜との熱愛などが噂されたこともあるが真偽は定かではない。
出典:Yahoo画像より
佐々木希とは2010年放送のドラマで共演したが、その後、佐々木希は渡部建と結婚し子宝にも恵まれている。
出典:Twitterより
堀北真希とは2014年のドラマで共演経験があり、それが切欠で熱愛情報がネット上に俄かに囁かれだした。
だが、堀北真希もその後、山本耕史と結婚した。
出典:Yahoo画像より
そして小島陽菜とは同年(2014年)のドラマで共演していることが切欠のようだ。
こうしてみると中村倫也にしろ、噂になった女優にせよ『仕事』として役を演じていただけで、それを見た視聴者が勝手に噂を作っていることに他ならない。
要するにデマ以外の何物でもない。
中村倫也は現在33歳であり、結婚していてもおかしくはない年齢ではあるが、独身である。
もちろん彼女などはいるとは思われるが、それは誰なのかは現時点では情報が何処にも出ていない。
中村倫也の結婚に矢口真里が何の関係が?
一番大事な答えは最初に書くのが、当サイトの特徴でもあるが、ネット上で俄かに語られる矢口真里との関係についても書いておく。
多くのネット有志の情報などを紐解いてみると、中村倫也と矢口真里がかつて婚姻関係にあり、離婚しているという。
しかし、それは中村倫也ではなく中村昌也である。
中村昌也といえば同じ様にイケメン俳優であるが、矢口真里の向こう見ずで理不尽な浮気が原因で離婚と相成った悲劇のイケメンである。
だが、その後暫くして、森咲智美との交際がゴシップ誌に取り上げられているのを見ると、微笑ましい。
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中村倫也自身は矢口真里との共演などの記録はないので、こちらもネット特有の在りもしないデタラメということで間違いないだろう。
供にイケメン俳優であるということは共通しているが、その女性遍歴には全く違いがあるということは断言できる。
また中村倫也はかつて婦人誌の取材を受けた際、結婚に関しては30代半ばが理想と答えている。
「僕は、自分の子供にはかけっこで負けたくないとずっと思っていたのです。だからせめて還暦前に子供は成人していてほしい。そう考えると、理想の結婚時期は30代半ばですね。この間、マネージャーに『35歳ぐらいで結婚する』と宣言したら、『相手は?』と聞かれて。『これからだよ』と答えておきました(笑)。そういう相手に早く出会いたいです」
引用:婦人公論2018年9月25日号より
よって今しばらく彼には結婚話は出ないと見ていいだろう。
中村倫也が結婚に挫折した?
ところで中村倫也の情報を紐解いてみると、挫折というキーワードがチラホラ目に付く。
中村倫也と言えば前述した様にネットユーザーの思い込みから、中村昌也との誤認が目立つ。
そもそも結婚に挫折というのは日本語がおかしいわけだが、一体、過去に何があったのだろうか?
現在、中村倫也は『カメレオン俳優』という異名を持ち、様々な役柄をこなせる新進気鋭の俳優として注目されている。
しかし、実は結婚に挫折ではなく、俳優という仕事そのものに一度、挫折したことがあるということを告白しているのだ。
中村倫也は高校一年生の頃に芸能事務所・トップコートからスカウトを受けて、2005年、19歳の頃に映画デビューを果たしている。
19歳という早いデビューの際、自身の心に多大なダメージを覆い、挫折する気持ちを味わったというのだ。
中村倫也は幼い頃からスポーツマンであり、中学生の頃はサッカーに明け暮れており、高校生になってからも続けることを決意していたという。
だが、高校のサッカー部に所属した際に、それまでとは打って変わった勝敗への拘りやレギュラー争いに嫌気が指して、退部したという。
「高校でもサッカーをやると決めていたのに、短期間で投げ出していたことに後悔していました。次に好きになったものは生半可に手放してはいけないと思っていました」
引用:婦人公論2018年9月25日号より
そんな時にスカウトを受けて、俳優の道に入ったというのだ。
19歳で映画デビューをするも、その後は全く仕事のオファーは無かったことで、俳優にも挫折しかかったと語っている。
「だけど役がもらえないのは、当時の自分に対する評価ですから。監督や演出家にまた別の役で使いたいと思ってもらうには、現実を受け入れるところから始めなければと思ったんですね」
引用:婦人公論2018年9月25日号より
その後、あることをやって自分自身を奮い立たせて、徐々に頭角を表すことに成功するのだ。
中村倫也の挫折を払拭したものとは?
中村倫也が挫折に伴い、若い頃にやったこととは、『徹底的に自分を見つめ直す』という自己検証であった。
言葉にするとこれは簡単であるが、実は非常に筆舌に尽くしがたいくらいに精神的な苦痛を伴う。
おそらく9割型の人間がここから逃げ出して、何事も無かったかのように生きていく道を選択するのだろう。
だが中村倫也は違った。
「まずは自分の弱いところ、おかれている立場や評価を頭の中で並べて。1週間ぐらい家から出ずに、自分自身の足りない部分と対峙しました。周りを認めさせなければいけない、まだ何もできていない、できるようになるためにはどうするかーーそれらを一つずつ整理しながら昇華し、血肉にするべく考え尽しました」
「何かにつけ人のせいや時代や作品のせいにしてきましたが、全部自分が原因だったんだと痛感しましたね。それからは見える景色も変わり、『あ、こいつ変わったな』と気づいて見れるような気がします」
引用:婦人公論2018年9月25日号より
中村倫也はこれらの自分との向き合いと並行しながら、哲学の思想を取り入れて『言語化』をすることを習慣とするようになった。
仕事である役作りにおいても、執筆活動などにもいても、私生活の日常的なことも。
そうすることで徐々に俳優としての仕事も舞い込むようになり、人生観が変わったと豪語する河原雅彦監督の2009年の舞台【真心一座・身も心も】に出演する。
そして現在は今をときめく若手カメレオン俳優としての地位につけたということだ。
おわりに
中村倫也に関する一部分のネット上のエセ情報を払拭する内容をまとめてみた。
共演女優との結婚というのは、芸能界ではありがちではあるものの、中村倫也に関しては全くと言っていい程、ガセネタであったことがお判りいただけただろう。
しかし、中村倫也という人物において本当に見所のある箇所は、その外面ではなく内面である。
自らを律し、自分のあらゆる情動や行動を言語化して、理解を深めていくという地道かつ精神的な苦痛を伴う習慣を実践しているからこそ、役者として大成できたのだ。
非常に魅力溢れる若手男性俳優として、今後の活躍をより一層、期待したいところだ。