籠池泰典が嘘つきであると言われるのは、先月の証人喚問からだろう。
以前に明かされた経歴は事実と微妙に異なるものであり、これでは嘘つきと呼ばれても仕方がない。
そして、兼ねてより噂されていた韓国人であり、国籍を得るために結婚したという疑惑は、まだ拭い去れていない。
籠池泰典の経歴について
1953年(昭和28年)に香川県で生まれており、学歴は関西大学を卒業している。
卒業後は奈良県庁に就職し、その過程で知り合ったのが森友学園を設立した森友寛だ。
そして、現在は籠池諄子と名乗る、森友寛の娘・森友真美と知り合い、結婚。
娘婿として結婚した籠池泰典は塚本幼稚園の園長となり、先代の森友寛が亡くなったことを受けて、森友学園の全権を手に入れる。
先代から継いだ籠池泰典は、政治家とパイプを作ることによって、更に森友学園を発展させようという野心があったのだろう。
だが、森友学園内では様々なトラブルがその過程では起きた。
特に目立ったのは、嫁の籠池真美が通行人の小学生に暴行を働いたことで、警察沙汰になったことだ。
また森友学園の運営に際しては、おそらく本人たちは財テクとして行っていた行為も、実際にはグレーゾーンであるものが多かった。
決定的なのは国有地を格安で購入したことが、週刊誌により暴露されたことが、全ての発端だった。
週刊誌がもしも暴露していなければ、森友学園は不祥事を隠し続けながら、今も尚、政治家を抱き込んで私利私欲を貪っていたことだろう。
籠池泰典は本当は韓国人であったのか?
籠池泰典の本名は籠池康博であり、現在、報道されている名前は所謂、通名。
他にも籠池靖憲という別の名前も使っていたことが分かっている。
自分自身の活動に自信があり、嘘偽りが無いならば何故、これだけ名前を使い分ける必要があるのか甚だ疑問である。
在日韓国人などに代表される国籍が違う為に差別の対象になりやすい日本に住む人間が、それを回避する為に通名を使うことはよくある。
こうしたことが籠池泰典が韓国人であり、日本の国籍を得るために娘婿になったと言われる所以だ。
籠池泰典の嫁である籠池諄子も通名である。
前述した運営していた幼稚園の近所に住む小学生に暴行を働いたことで、警察沙汰になり、これをもみ消した。
しかし、その際に嫁は籠池真美から、現在の籠池諄子に名前を変えたのだ。
時を同じくして、籠池泰典も現在の通名に変えたというのだ。
韓国人であるかどうかは結局のところ未だに定かではないが、そうであっても全くおかしくはない。
そもそも我々、名前を一つしかもたない日本人には通名を使おうとする意味も心境も分からない。
通名を使う習慣がある人間にじゃないと分からないことであり、その習慣がある人種は限られている。
籠池泰典が嘘つきと言われる理由
上記でも記した様に、通名を度々、使い分けることは、本当の自分を公にせずに隠していると言ってもいい。
以前に経歴に詐称を突っ込まれた時は、使っていた従業員や雇っていたコンサルタントがやったことだと言っていたそうだ。。
そして、自分がやったことではないと開き直っていたという。
証人喚問の際も、次々と政治家の名前を挙げる攪乱(かくらん)させるかの様な言動も、明らかに不自然に感じた。
某議員ははっきりと籠池泰典は嘘つきであると公言していたのも印象的だった。
しかし、行き過ぎる嘘というのは、結果的に身を滅ぼすものである。
おわりに
籠池泰典の本当の経歴は次第に明らかになるだろうが、何しろ嘘つきと呼ばれるだけあり、明かされている経歴は信憑性に欠けるものばかり。
元々は別の国籍を持つ韓国人であった・・・だから、通名を使い分けているなどと言われるのも、無理はないのかも知れない。
結局は先代から引き継いで、政治家とパイプを築き、育てていった森友学園は砂上の楼閣であったかの様に、崩れ去っている現状があるのだ。