人気漫画家のくりた陸が死去したという。
長らくがんによる闘病を続けており、SNSでは懸命に頑張っている投稿も見受けられた。
死因となったがんの影響で失明などもしていたようであり、過酷な日々であったようだ。
ここではくりた陸の実績や年齢などを紐解いてみよう。
くりた陸について
くりた陸さんの2015年の頃の画像。 この頃はがんで失明もしていなかった。
ご冥福をお祈りします。(写真左の眼鏡をかけた女性)https://t.co/iwXFCH6VxV pic.twitter.com/3spxjGVcS7— トレンド情報局 (@sougosien13) 2017年7月10日
【名前】 くりた陸(くりたりく)
【生年月日】 1962年10月18日
【星座】 てんびん座
【享年】 54歳
【出身地】 青森県
【血液型】 B型
【活動】 1985年
くりた陸は少女漫画作家であり、主に恋愛や家族間の愛情を描く漫画を得意としていた。
講談社の少女漫画誌【少女フレンド】上で仕事をしており、同誌が廃刊になってからも講談社から漫画を出版していた。
ヒット映画【卒業】のコミック版を描いたのも、くりた陸である。
娘が一人いることを明らかにしており、2003年には乳がんを宣告されている。
生前は死去後に自分の描いた作品が残っているのが、嫌であるという理由から原稿を処分している。
くりた陸はがん闘病中に失明をしていた
2003年にくりた陸はステージⅢの乳がんを宣告されていた。
抗がん剤治療などを経て、一時的には腫瘍も小さくなったが、リンパなどに転移し骨転移なども判明。
その後は延命の為の終末医療に切り替わったという。
入退院を繰り返しながら、その過程では左目を失明しながらも、2012年頃までには漫画を描き続けていた。
くりた陸の死去はTwitterからもたらされた
くりた陸はTwitter上で自身の病状を定期的に投稿していた。
ちょっと動いただけで息が切れてます。体力をつける云々ではないかも。あと左目がもうみえないので、障碍者申請とかできるのかと思ったら、片目ではムリなんだそう。結構大変なんですが、、、。
— くりた陸 (@kuri1018) 2017年5月23日
今朝起きたら枕が血まみれでございました。よけいな仕事が、、、(片付け)
— くりた陸 (@kuri1018) 2017年6月6日
明日は病院。検査を何個かして4度目の抗がん剤にいどみます。効くかどうかは2割程度だそう。その後終末医療の緩和ケアのために、ソーシャルワーカーの方にお会いします。なんか厳しくなってきましたが頑張ります。
— くりた陸 (@kuri1018) 2017年6月6日
ここ数日、何も食べられない。薬を飲むために口にするけど、今日はプチダノンとシリアルバー半分くらい。もう少し何か。。。
— くりた陸 (@kuri1018) 2017年6月11日
みなさま、食べられそうな物色々提案ありがとうございます。今日は、ばななを朝に食べました。半分ですが。
— くりた陸 (@kuri1018) 2017年6月13日
くりた陸自身による投稿は2017年6月13日付けでこと切れており、7月10日に岸本憲二郎氏なる方が死去を発表。
これまでくりた陸、またその作品を応援していただいた皆様にお知らせがあります。
長らく病気と闘ってきたくりた陸ですが、7月4日早朝に、息を引き取りました。
人生の途上で出会い支えてくださった皆様へ深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。—岸本憲二郎—
— くりた陸 (@kuri1018) 2017年7月10日
これまでの投稿を見る限り、かなり闘病生活は過酷であったことが伺える。
おわりに
くりた陸が死去し、長年のファンは非常に悲しい気持ちで一杯であることだろう。
がんという病気が死因で亡くなる有名人、芸能人は非常に多く、またか・・・というやるせない気持ちに駆られる。
失明をしながらも最期まで漫画やイラストを描き続けたくりた陸もようやくこれで安らかに眠れるということだ。
くりた陸のご冥福を心よりお祈り申し上げます。