小松博文は日立市田尻町のアパートに放火した容疑で逮捕された。
放火はもっとも罪が重いとされている極悪犯罪の一つだが、果たして小松博文は何故、この様な犯行を企てて自身の家族を手にかけたのだろうか?
例によって顔写真画像やFacebookの有無などをみて、考察していきましょう。
小松博文が逮捕された概要とは?
日立市のアパート火災については、既に報道がなされていたが、犯人逮捕の名前を報じたのは毎日新聞である。
6日午前5時ごろ、茨城県日立市田尻町2の県営上田沢アパートの1棟(3階建て)で火災があった。
茨城県警によると、焼け跡の1階の部屋で男児4人と成人女性1人の遺体が見つかった。他に女児1人を病院に搬送したが、間もなく死亡が確認された。
県警日立署に男が「自宅に火を付けた」と出頭した。
県警は男を女児への殺人容疑で緊急逮捕した。
男はこの部屋に住む自称会社員の小松博文容疑者(32)。
逮捕容疑は、6日午前4時半ごろ、自宅で女児を殺害したとしている。
女児の体には刃物で切られるなどした複数の傷があるという。
茨城県警などによると、亡くなったのは成人女性のほか、3~6歳の男児、11歳の女児とみられる。この部屋には、子ども5人を含む1世帯7人が住んでいたといい、県警が身元の確認を急いでいる。
小松容疑者は「自宅には妻と5人の子どもがいた」と話している。
いずれも連絡が取れていない。
日立市消防本部によると、消防車や救急車など約10台が出動。
出火元は鉄筋コンクリート3階建ての1階で、午前5時50分ごろ鎮火した。
現場は日立市役所から北に約3キロ。
JR常磐線小木津(おぎつ)駅から南西に約1.5キロ。
築約40年の県営アパート約20棟が建ち並んでいる。
引用:毎日新聞より
小松博文が逮捕された概要をみてみると、何ともおぞましい背景が浮かび上がってくるようだ。
小松博文の顔写真画像やFacebookは?
小松博文のFacebookは同姓同名のユーザーが複数、存在している。
しかし、茨城県の小松博文であると特定出来るユーザーはいなかった。
が、後の報道により小松博文の家族のFacebookは存在しているという情報が確認されている。
また顔写真画像であるが、報道ベースでも現在において、逮捕された小松博文の顔写真画像は公開されていないようである。
だが、朝日新聞上には既に小松博文の顔写真画像を特定し掲載しているものがある。
その中には亡くなった子供の写真画像もあるが、それは掲載を控えておこう。
小松博文は報道でも分かるように、嫁と幼い子供が5人もいたことが判明し、娘を放火する前に手にかけている。
おそらくは家庭内で何らかしらのトラブルが引き金となり、凶行に及んだことが分かるが、続いてはそれに関してみていこう。
小松博文の犯行の動機は一体、何であったのか?
まずはネット上の反応をまとめていこう。
・父親出頭て事実なら正気の沙汰ではない 子供たち奥さんが可哀想すぎる
・無理心中?生活苦?色々あるが5人も殺してはい無罪ってことはないだろう
・この少子化時代に子ども5人は素晴らしいけど、いくつなのかな。いちばん思ってしまうのは生活苦だったんだろうか、ということ。
・市営住宅とか。無計画で低所得というイメージが湧くんだけど。お父さんが会社員でも、たぶんお母さんは専業主婦だよね(そんなに子供がいるんじゃ)。
・現住建造物に放火で5人死亡で負傷者も。これは、死刑ですね。動機が何なのか気になります。精神障害があるとかで減刑にならないように願います。
小松博文の起こした事件については、多くの反応があるが、一様に将来のある子供の未来を奪ったことに対しての憤りを吐露するコメントが多い。
それと同時にその犯行動機については、やはり経済的困窮が事件の動機となっているという見解が圧倒的多数である。
実際に事件の背景には何があったのかは、今後の取り調べで詳しく明るみにはなるだろう。
小松博文の犯行動機や家族の内情など(追記)
小松博文は事件前まで、よく職を転々としており、一時期は福島第一原発で除染作業員として働いていたという。
しかし、高収入でありながらも、すぐに体力的にキツイといい、辞めてしまっていたという。
元々は暴走族上がりであり、身体にも彫り物を施していたというから、やはりアウトローの気質があったようだ。
妻の恵さんとは出会い系サイトで知り合ったことから、交際がはじまる。
恵さんは前の旦那との間に子供がおり、離婚が成立した後に小松博文と再婚した。
一番上の長女は連れ子であったが、残るこども達は小松博文との間に生まれた子供たちだ。
しかし、夏ごろに恵さんは日立駅近くのスナックでも働いており、そこで知り合った40歳代の男性と恋仲になったという。
小松博文と恵さん、そして40歳代の男性と3人で話し合いが行われた結果、離婚と相成ったのだという。
子供たちは全員、恵さんが引き取るということを条件に。
それが犯行動機であったのが、後に判明しているのだ。
小松博文は経済的に困窮を極めて、それに加えて仕事もおそらくはうまくいっていなかったと思われる。
それどころか、近所の住民の証言によると、車いじりをしている光景ばかりで仕事をしている様に見えなかったという話も出ている様子。
そうなると、自称会社員どころか、無職であった可能性すらある。
妻を養い、子供も5人もいるという状況は、一見すると幸せで大家族という感じに見えるだろう。
園長によると、次男と双子は在園生で、3人は昨日も元気に通園していた。
下の双子はしっかり歩いて、発話するようになっていたという。園長は「長女を中心に、仲のいいきょうだいだった」と振り返る。
父親は運動会やバザーに来たり、時々子どもを迎えに来ていたが、子どもは喜んで走って駆けよっていたという。
引用:朝日新聞より
子供からしてみれば、父と母の間に亀裂が生じていたというのは見当もつかないと言える。
手に職をつけている妻と、働きが悪い小松博文とでは、その差は歴然であると感じる。
仕事をしなければお金がないわけで、経済的困窮からは脱却できずに、時が経つにつれて、どんどん生活に圧迫されていく。
経済的に不自由になれば、どれだけ仲が良い家族であったにせよ、必ず揉める原因を呼び修復しがたい溝を生み出す。
そんな生活のストレスで情緒不安定になった小松博文は、凶行に及んだのではないだろうか?
もしかしたら、無理心中をするつもりであったのかも知れないが、放火をしているところをみると、証拠隠滅を図った可能性もある。
しかし、警察に自首をするということからも、自らの命を断つまでの行動は起こせなかったのだろう。
おわりに
小松博文が茨城県日立市のアパート火災の犯人ということで逮捕されたわけだが、その犯行動機から推測するに単純に言えば経済的なことが起因になっている可能性が高い。
顔写真画像を見る限りは、大家族のオヤジっぽく、とっぽい印象があり子煩悩な雰囲気すらある。
だが、その内面は日々の重圧に押しつぶされて、冷静さを欠いた怪物となっていたのかも知れない。
理由はどうあれ、将来に無限の可能性がある子供を手にかけたというのは、許される行為ではないし、極刑に処されても致し方が無いのは間違いない。