加計学園とは安倍首相と密接な繋がりがあると言われていた。
週刊現代が安倍首相と癒着関係にあるという疑惑を報道した。
森友学園問題に揺れた安倍首相の地盤を揺るがす、あらたな疑惑だがメディアは報道しないと俄かに湧き上がっていた。
しかし、ついにその問題を取り上げる動きを見せているようだ。
加計学園について
加計学園は岡山市に本部を置くグループだ。
運営内容は保育園や幼稚園、大学や老人ホームなどを手かげてる教育活動団体である。
創始者は故・加計勉であり、戦後の焼け野原になった地で子供たちに教育を施した人物だ。
一介の教員から教育機関の運営者として転身を図り、予備校や私塾を設立後に、岡山市に学校法人【加計学園】を設立した。
2008年4月30日に他界し、後任は週刊現代などで取りだたされている加計孝太郎に引き継がれた。
加計学園と安倍首相の癒着と疑惑
加計学園は週刊現代が安部首相との癒着を暴く前には、某週刊誌にも取りだたされていた。
それは安部首相が、加計学園の理事長である加計孝太郎は自分の大口のスポンサーであるという、総理にあるまじき言葉を聞いた人間のタレコミを紹介していた。
加計孝太郎も安部首相には年にして1億円ほどのお金を投じていると言っているという内容もあった。
また安倍昭恵も加計学園が運営する【御影インターナショナルこども園】の名誉院長を務めているという・・・。
週刊現代が暴いた疑惑とは以下のようなものだ。
2009年に閉校になった兵庫県立志知高校の跡地に、南あわじ市の職員が産業を誘致の打診をしにある会社に出向いた。
それはパチンコメーカーであり、社長は南あわじ市出身の人間だったのだ。
跡地である土地の評価額は約30億円。
南あわじ市の職員とパチンコ社長は話をすすめていたが、2011年10月に志知高校の跡地には吉備国際大学が設立される土地になったと神戸新聞が報道。
突然、南あわじ市の職員の誘致活動は白紙になった。
吉備学園大学は実は加計学園の理事長である加計孝太郎の姉・美也子氏が理事長を務めている。
南淡路氏の職員が誘致活動をしている一方で南あわじ市長は吉備学園大学の上部組織の順生学園と交渉をすすめていたと言う。
加計学園と繋がりがある順生学園とは一体・・・
前述した廃校になった志知高校の建物のリフォーム代金が約20億円。
そのうちの13億円が南あわじ市が負担するということである。
その頃の南あわじ市の税収が年間60億円であり、それはほぼ6分の1である。
私立の学校に何故、市の税金の6分の1が投じられなければならないのか?は甚だ疑問が残る。
この問題に反対意見を述べたのが蛭子智彦議員であり、彼は過去に順正学園が高梁市で60億円、宮崎県延岡市からも90億円の補助金をもらっているという。
順正学園側はリフォームなどの工事内容についての資料の開示を請求されても、これを出してこなかったそうなのだ。
週刊現代の暴いたスキャンダルは報道しないと囁かれていたが・・・
順正学園は加計学園と繋がりのある順生学園のこうした問題を報道した週刊現代に対して名誉棄損の損害賠償請求の告訴をしている。
実は加計学園と安倍総理の問題というのは、実は今年に入ってから俄かに取りだたされていたのだが、森友学園問題のインパクトが強く、確証があったためにそちらに注目が集まっていた。
しかし、現在、森友学園問題は続いてはいるものの、鎮静化を見せている。
そして、加計学園の問題に対して、テレビメディアなどもようやく疑惑を取り上げて、報道を今後は開始する様だ。
森友学園問題に比べて、複雑で深い闇がありそうな加計学園と安倍首相との問題。
週刊現代が本当に伝えたかったことに光が当たることになるのだろうか?