俳句の夏井いつきは毒舌俳人として、大人気の女性だ。
そんな夏井いつきの夫に関して、どの様な人物なのかに興味がある方も多いだろう。
現在の夫は2人目の夫であるそうで、過去には前夫との離婚も経験しているようだが・・・。
夏井いつきについて
夏井いつきは1957年5月13日に愛媛県の内海村で生まれた。
愛媛県立宇和島東高等学校・普通科を卒業後、京都女子大学文学部国文科へ進んだ。
同校を卒業後は国語科の中学校教師になり、独学で俳句をよみ、手掛けていた。
1988年に教師から退いて、俳人として生きる事を決意し、日本有数の俳人として名高い黒田杏子に師事した。
その後は俳人を集めた【いつき組】の設立や、小中高校生を対象とした【句会ライブ】なる俳句教室を主催し、活動。
2013年にTBSテレビ【プレバト!!】で、ゲスト芸能人の詠んだ俳句を毒舌交じりに添削と評価をする姿がうけて一気にブレイクした。
夏井いつきの現在の夫・加根光夫
夏井いつきの夫はCMプロデューサーである加根光夫。
加根光夫はあの有名な【マロニーちゃん】のCMを手掛けたことで知られており、このCM作成の最中、夏井いつきと知り合った加根光夫。
夏井いつきに出演依頼をしにいった加根光夫は、彼女に惚れこんで、夏井いつきの主催する句会に参加するようになった。
次第に加根光夫は夏井いつきにアプローチをし始めたが、以前に離婚経験のある夏井いつきは結婚することを拒んだそうだ。
しかし加根光夫が自分の全てを受け容れてくれると約束したことで、出会いから3年後に結婚と相成った。
2006年、夏井いつきが49歳、加根光夫が57歳の時であった。
夏井いつきが前夫と離婚した理由
夏井いつきは現在の夫・加根光夫と結婚する以前には、一度、結婚し離婚している。
俳人になる前に教師をしていた夏井いつきだが、前夫は同じ教員であった男性。
前夫の父親と母親と同居生活をしていたが、舅である父親が亡くなったことで、姑がショックのあまり老人性うつ病を発症。
同時期に夏井いつきの母親が脳腫瘍を患い、手術後に後遺症を患うようになる。
夏井いつきは自身の母親を自宅に住まわせるようになり、教員の夫と夫との間に出来た二人の子供。
そして、姑と実母との同居生活をはじめたが、ここでとんでもない家庭内の地獄を味わうことなる。
夫は8年間続けていた教員を辞職し、うつ状態に陥っていた。
姑と実母との相性は最悪であり、ある日、夏井いつきが帰宅すると、今で倒れ込みながら号泣する実母がおり、それを仁王立ちで見下す姑の姿があった。
これが切欠で家庭は一気に崩壊に向かう。
夏井いつきは、仕事場として借りていたアパートに実母を住まわせるようになる。
それは、夫と姑と子供が住む自宅と、実母の住むアパートとの行き来をする過酷な生活であった。
そんな折、夫がこんな家庭から解放されたいという一言を投げかけられた夏井いつきは離婚を決意したということだ。
夏井いつきと夫のまとめ
夏井いつきは一度目の結婚の時には非常に酷い結婚生活を送っていた。
最初の夫は申し訳ないが、男性としての甲斐性が乏しいが故に、何も守れない男性だったようだ。
そんな経験から、現在の夫・加根光夫の熱烈なアプローチやプロポーズを断り続けた気持ちはよく分かる気がする。
が、現在は好きな俳句で充実なワークライフを送っており、最大の理解者でもある夫にも恵まれている。
やはり過去が酷ければ酷い程、未来は明るくなるという法則を、夏井いつきは具現化して見せたと言えるのではないだろうか?