十勝花子が死去したのは8月のこと。
女優Tとして知られており、突然の急死報道に俄かに騒然となった。
しかし、急死による死去報道よりもインパクトを呼んだのが、十勝花子が残したゴミ屋敷だった。
十勝花子の死去は突然の急死だった
十勝花子が死去したのは2016年8月21日のこと。
以前から大腸がんを患っており、ステージ4の状態であったそうで、全身転移により手術は不可能な状態であったそうだ。
十勝花子自身は気丈にも自身の身体に巣食うがんと戦うことを決めて、抗がん剤投与で立ち向かっていた。
しかし、突然に体調が急変し、入院先から退院3週間後に亡くなっていた。
あまりの突然の訃報に、夏ごろは十勝花子急死と報じられ、晩年の彼女の活躍を知るファンや視聴者は騒然となった。
十勝花子の死去後に残されたものはゴミ屋敷
十勝花子の死去の際、残された遺族に待っている物は遺品整理。
だが、喪主を務めた旦那と言われていた男性とは実は離婚していたそうで、実際には十勝花子は自宅に1人で住んでいたそうだ。
十勝花子が残した遺品の相続は娘の服部令子が受け継ぐことになるのだが、遺品整理は困難を極めているのだ。
何故なら十勝花子は自宅をゴミ屋敷化した状態で死去してしまったからだ。
もしも、自分の命が確実に潰えると分かっていたならば、業者に頼むなり何なりして、ゴミ屋敷を片付けて綺麗にしていたのだろうが、何しろ急死である。
なんの身辺整理もしていない状態の為に、残された娘は非常に難儀な様子なのだ。
十勝花子は何故、自宅をゴミ屋敷にしていたのか?
自分の住まいを片付けられないのは、一種の病気であるという説がある。
最初は面倒なだけで放置するのだが、次第にその汚さに耐えられなくなって、重い腰を上げるのが普通の人間の気持ち。
また同居人がいるのならば、その同居人が掃除や整理を促したり、また掃除をしてあげたりして、清潔な状態を保とうとする。
汚さに耐えられなくなるのが普通なのだが、住まいをゴミ屋敷にしてしまう人間は、そうした感情が欠如してしまっている。
また自分で汚くしてしまい、他人にだらしないと思われるのが嫌だったり、恥ずかしくなったりして誰かに助けを求められない気持ちになる。
ズルズルと片付けないまま、自分一人の力ではどうしようも無くなり、結果、ゴミ屋敷が誕生してしまう。
十勝花子は病気を患っており、旦那とは当に離婚し別居状態だった為に、日頃から頼れる人間が傍にいなかったのが原因だろう。
十勝花子のゴミ屋敷の今後はどうなる?
十勝花子の元旦那は離婚している為にノータッチであるわけで、相続した娘の服部令子がゴミ屋敷の後始末をしなければならない。
が、業者に委託するにしても、相場はゴミ屋敷の程度にもよるが、作業時間と広さによってかなり幅がある。
ある業者の価格例によると、ワンルームで作業時間2時間、作業員2名で50000円強だという。
またゴミ屋敷になっている以上、床や壁などの内装も傷んでおり、不潔極まりない為にハウスクリーニングは必須となる。
そうなれば更に料金は加算されるというわけだ。
十勝花子のゴミ屋敷のためこんだゴミの規模は半端ではない状態になっている為に、さすがに全てを業者に頼むとなると、かなりのコストになる。
しかし、残された娘は、やはり大枚をはたいてでも業者に依頼することになりそうだ。
十勝花子がゴミ屋敷内に残したもので、何かコストの埋め合わせが出来る程の何かがあれば、娘の服部令子も後始末の苦労も報われるのだが。