9mm Parabellum Bulletの滝善充がジストニアという病気にかかったことで、ライブ活動を休止した。
この報道を聞いたユーザーの中ではジストニアという病気に対する疑問は多いだろう。
今回は9mm Parabellum Bulletの滝善充の身体に起きている病気、ジストニアをメインに綴っていこう。
9mmの滝善充の病気・ジストニア
報道によると滝の病気の診断はジストニアの疑いというだけで、確定的なものではない。
しかし、左腕が思う様に動かない症状に見舞われていることは、決して無視は出来ないのだ。
今後は滝善充を除いたサポートギタリストを招いての、9mmの活動になる。
滝の病状から推測されているジストニアについての詳しい情報を見ていこう。
ジストニアとは一体、どんな病気なのか?
ジストニアとは、身体の中枢神経が何らかの理由で異常をきたして、筋肉の動き(収縮)がコントロールできなくなる運動障害だ。
9mmの滝は左腕に症状が起きていたが、人によっては目のまぶたに痙攣(けいれん)が起きたり、足に硬直が起きたりと、症状が出る身体の部位は様々である。
我々は普段、当たり前の様に自分の身体を操っているが、意志と反して自分の身体がコントロール出来なくなるというのは、恐怖の病気以外の何物でもない。
つぎは具体的な症状と原因について見ていこう。
ジストニアの症状
ジストニアには段階があると言われている。
初期症状はまぶたや手や足の比較的に小さい部位の軽い痙攣(けいれん)や硬直など。
または首から上の頭部が自分の意志と反して、回転してしまうというもの。
こうした初期症状が進行していくと、発症している部位に大きな震えやつっぱりが現れるという。
これらを放っておくと、発症している部位の骨が変形し、脊髄などに圧迫による大きな負荷を与えることになり、大きな身体の麻痺に繋がったりする。
また、ジストニアにかかった部位によっては、言語障害や食べ物などを飲み込めなくなったり、目を開けることが出来ないなどの合併症と言われる症状を引き起こすという。
ジストニアの原因
ジストニアにかかる原因は不明。
が、研究によると遺伝子の異常の為におこる病気であると言われている。
しかし、続発性ジストニアという病気に関しては、別の病気が原因によって起きるとされ、精神安定剤などの薬の副作用や、脳に何らかのダメージを負ったときの後遺症、血管に障害が起きることが原因という例もある。
9mmの滝善充のジストニアはどの様なものであるかは、現在は具体的な情報は公開されていないが、ジストニアの中でも症状を和らげる治療法はあるので、より詳しい検査が必要だろう。
まとめ
9mm Parabellum Bulletの滝善充がジストニアという非常に稀な病気にかかってしまった疑いがあるわけだが、こうして症状や原因などを見ると、滝は早期発見という形に見える。
ならば、薬物療法や神経をブロックしたりなどの数種類の治療方法で、病状を改善させて、安定させることが出来る可能性も高いだろう。
以前の様に激しいギタープレイは出来なくなる恐れはあるが、ミュージシャンとしての生命を断たれるということにはなって欲しくはないものだ。
そして、再び9mm Parabellum Bulletに復帰して、ファンを魅了して欲しいものだ。