西山彰は京都で逮捕された【足なめ男】である。
日本で連日の様に起きている事件の中でも、非常に奇妙奇天烈な内容である。
西山彰は被害者によって撮影された画像によって逮捕されたのだが、何故、それは公開されないのだろうか?
西山彰について
西山彰は京都・伏見区に在住の配送業のアルバイトをして生計を立てていた56歳の男だ。
嫁はいないものの、同棲相手の女性と子供3人と暮らしていたようで、仕事は真面目にこなしていたという。
西山彰の顔などが写っている画像などは、公開されていないものの、おそらくは犯罪をおかすようには見えない容姿の初老の男性であったと思われる。
それが、実は家族も知らない裏の顔があったのだ。
京都に出没していた足なめ男
京都・伏見区では4年前の2012年夏頃から、若い女性たちが強引に足をなめられるという気持ちの悪い被害を被っている事件があった。
その被害相談は5件に及び、いずれも暑い時期に発生していたことから、犯人は特異な性癖を持っている男の仕業と思われてきていた。
しかも、過去の足なめ事件では、犯行後に被害女性に『ありがとう』と、言い残して去っていったケースもあったのだ。
そして、京都の署内では、この事件の犯人を『足なめ男』と、読んで捜査していたのだ。
西山彰が足なめ男として逮捕
前述した西山彰が逮捕された経緯は、2016年7月23日の深夜0時に起きた足なめ事件であった。
伏見区内の駐車場で西山彰が通行人の20代の女性に車の修理を手伝ってほしいという依頼をした。
西山彰は自分の車の運転席にのって、ブレーキペダルを踏んでいて欲しいと頼んだという。
女性が言うとおりに車の修理を手伝うつもりで、西山彰の言うとおりにブレーキペダルを踏むと、女性が履いていたサンダルを無理矢理、脱がしたうえで、足を舐めたり、噛みついたりしたという。
西山彰は約30分以上、女性の足をなめ続けた後に解放。
しかし、この時に恐怖におののきながらも、女性は西山彰の顔をスマホのカメラで撮影し、犯行の舞台となった西山彰の車のナンバーも撮影していた。
これを京都伏見署に証拠として、被害を相談したことで、西山彰の逮捕につながった。
そして、これが京都で4年間、警察が捜査していた足なめ事件の解決となるものとなったのだ。
おわりに
西山彰が京都の足なめ事件の犯人ということで逮捕されたことで幕を閉じたわけだ。
が、暑い夏などに起きていた足なめ事件ということで、西山彰は相当のフェティシズム、またはパーシャリズムをもつ精神性であることが伺える。
そして、逮捕の決め手となった被害女性の撮った証拠画像が公開されないわけ。
それは、おそらくは西山彰の足なめ行為は確かに気色の悪い犯行であるが、特に女性の身体を傷つけるものでもなく、凶悪性が全くない内容であるからだ。
そして、結婚はしていないにしろ、西山彰には家族と呼べる女性と子供が3人いることも理由の一つだろう。
あまり極刑にふされることは無いのは間違いないが、伏見区という同じ土地には今後、生活し続けることは出来ないであろう。