風見章子が死去したという報道があり、かねてから認知症であったことが分かっている。
報道では死因などの具体的なことが語られていないが、果たして風見章子はいかなる最期を送ったのでしょうか?
風見章子は認知症だったというが・・・
風見章子は昭和の喜劇王と言われる【エノケン】こと榎本健一一座に入ったことから、日活の女優となった。
1939年の映画【土】で主演女優を演じて、一躍、スターダムへとのしあがり、我々のおじいちゃん世代の人間からすれば、シンデレラ的存在であった女優。
認知症であると噂されていた風見章子だが、実は最近までテレビ番組にも出ており、とても認知症の人間とは思えない様子だった。
風見章子が認知症だったというのはデマ
風見章子が認知症であったというのは、単に90歳を過ぎた昔、売れていた女優だからという噂から派生したものにしかすぎない。
後述するが、風見章子は2013年9月にお昼の人気テレビドラマ【徹子の部屋】に出演しており、黒柳徹子と対等にトークを交わしていた。
当時の風見章子のキャッチフレーズは【名母親役で現在92歳の現役女優】となっていたことから、認知症であったとは言い難い。
その後に認知症になったのでは?という意見もあるだろうが、どこをくまなく探しても、風見章子が認知症を患っているという情報は出てこない。
と、すれば、風見章子が認知症であったということは、デマ以外の何物でも無いだろう。
風見章子は徹子の部屋の常連だった
風見章子は徹子の部屋の常連でもあったようだ。
黒柳徹子がパーソナリティーを務める人気番組である徹子の部屋に4回も登場し、気さくで流暢な語り口で和やかな雰囲気を醸し出していた。
番組内ではアメリカに住む息子の話や、一緒に住んでいる8歳年下の妹、久美子さんや、既に他界している旦那のことを語っていたそう。
徹子の部屋に招かれること4回というのは、黒柳徹子からも相当、慕われていたのが伺える。
きっと黒柳徹子も風見章子の死去の報道には、酷く打ちひしがれているに違いない。
風見章子の死因
風見章子が死去したという報道だけで、どんな病気で亡くなったのかなどの死因については一切、言及されていなかった。
葬儀も身内だけの密葬で行われた事実のみが報道されていた。
風見章子の死因は推測するしかないが、おそらくは老衰という人にとって最も美しい死因であったのではないか?
95歳という年齢で大往生、それまでは常に女優として生きてきて、1世紀近くも芸能界に居続けたそのプロ魂は、賞賛する以外に他ない。
病気しているという報道も以前には無かったようで、なんせ最近までテレビなどにも出演していたわけだ。
死因は老衰というものしか考えられないと思う。
きっと、すごく幸せに旅立たれていったと思うので、心からご冥福をお祈り申し上げます。