佐々木現に注目が集まっているが、既に亡くなられた父親の佐々木力は大物である。
そして、女優・萬田久子の収入源であると揶揄されている曰くつきの人物であったのだ。
過去の不倫スキャンダルを紐解いてみよう。
佐々木現の父親・佐々木力について
佐々木力は1951年3月16日に岐阜県で生まれた。
1973年にアパレルの老舗企業【タカヒヨー】に入社。
その後はやはりアパレル大手のワールドの取締役に就任するなど輝かしい道を踏んでいき、資産家の道を歩んだ。
1998年に【リンク・セオリー・ジャパン(以下、LTJ)】を設立し、2003年に米国セオリー社を協力会社と供に共同で買収し、その権力を拡大。
後述する萬田久子との同居生活のなか、自身の会社で働いていた女性との間に隠し子がいたというスキャンダルも発覚したことがあった。
2011年8月に佐々木力はがんにより死去したが、何と葬儀の喪主を務めたのは萬田久子であった。
佐々木現の父親・佐々木力と萬田久子
佐々木現の父親・佐々木力と萬田久子が出逢ったのは1985年頃。
1987年2月に萬田久子は女性週刊誌に佐々木力との不倫スキャンダルを暴露された。
7月には萬田久子は佐々木力の子供を身籠り、10月にはニューヨークで長男を出産している。
1990年には佐々木力が萬田久子がニューヨークで産んだ子供を認知し、不倫関係を継続させていた。
当時、一部の人間から萬田久子が【不良女優】と言われたのは、こうした経緯があるからだ。
佐々木力は一連のスキャンダルにより、離婚調停になっていたが、前妻が離婚を認めなかったという。
が、離婚の条件として前妻から突きつけられた条件が、萬田久子との入籍はしないことであったという。
佐々木現の父親が萬田久子の収入源であるという揶揄
佐々木現の父親である佐々木力は、前妻の条件を飲んで離婚を成立させて、自身が他界するまで萬田久子と入籍をすることはなかった。
萬田久子は佐々木力の建てた豪邸に子供と暮らしており、後に佐々木力と同居生活を送り、萬田久子自身も佐々木力の設立した【LTJ】の株を保有し、億万長者となったという。
つまり収入源ということではなく、あくまで法律では認められない夫と嫁という関係でありながら、萬田久子自身も株式投資をして、財をなしたということだ。
収入源という言葉は適切ではないと感じる。
当然、この株式投資は事実上の夫と嫁という関係だから出来たことであるから、ある意味、財テクの一種と言われても仕方がないとは思うが。
おわりに
佐々木現が逮捕されたことで、深い関係があったということで、父親の佐々木力や女優の萬田久子にも注目が集まっている現在。
しかし、過去を紐解いてみると、世間的には許されるものではなかったとしても、両者には金や常識で語れない愛情というものが、やはりそこにはあったと思われる。
非常に考えさせられるテーマであり、資産家には資産家の考え方と行動理念というものがあったと、いうことを見せつけられ、決してそれは否定する資格は外部の人間には無いように思える。