人気ドキュメンタリー番組【情熱大陸】にショコラティエ・和田理恵子が初登場する。
和田理恵子が作るチョコレートはハリウッド映画界の御用達の品であり、それが注目されている。
ショコラティエという聞きなれない職業と供に、和田理恵子について触れてみよう。
和田理恵子について
【名前】 和田理恵子(わだりえこ)
【生年月日】 非公開
【年齢】 不詳
【学歴】 非公開
【職業】 ショコラティエ
和田理恵子の正式なプロフィールは公開されていない。
それもそのはず、彼女はチョコレート専門の菓子職人であり、一般人となんら変わりはないからだ。
だが、その来歴や経歴は広く公開されている。
和田理恵子の父親は某大学の教授だったこともあり、非常に勤勉な娘として育てられた。
アメリカでMBA(経営学修士)をとった時には、日本に帰国し父と同じ教師になろうとしていた。
が、大学卒業後に、知り合いに誘われたのを切欠に旅行会社に就職する。
その後、独立し1984年に旅行会社を設立。
1991年にはインテリアデザイン会社を設立し、実業家としてひた走った。
経営者として会社の運営に追われる中で、ショコラティエという職業に魅かれた和田理恵子は今度は調理師の学校に通い始める。
その後の1998年にLe TITI DE PARISで修行をし、French Pastry Schoolに入学。
菓子職人の全てを学んだ後の2006年にチョコレートの専門店【Chocolatines(ショコラティン)】をアメリカ・シカゴに開店。
瞬く間に高級チョコレートのブランドとして知名度を上げて、ハリウッドセレブ達の間で大人気となる。
その結果、アカデミー賞の候補者などに贈られるギフト品として、和田理恵子の作るチョコレートが使われる様になる。
現在に至るまで7年間、アカデミー賞にチョコレートを提供しており、現在、最も熱いショコラティエとして注目を浴びている。
プライベートでは過去に娘を出産しており、現在はその娘と供に暮らしている。
が、旦那はいないそうなので、シングルマザーとして生きてきたようだ。
和田理恵子の職業・ショコラティエとは?
本来、お菓子職人といえば、パティシエが馴染み深い名称だ。
が、ショコラティエとはフランスから発祥したチョコレート専門職である。
本来はショコラティエとは男性を指すものであり、和田理恵子は女性であるので実際にはショコラティエールと呼ぶのが正しい。
フランスでは正式な国家資格であり、三段階のレベルに分けられている。
非常に緻密な経験とチョコレートに関する深い造詣が要求される難易度が高い資格であると言われている。
余談だが、ショコラティエで有名な人間といえば、世界初、板ミルクチョコを作った人物として知られるダニエル・ペーターが挙げられる。
和田理恵子のチョコレートの全貌
和田理恵子が提供するチョコレートは高級ブランドとして認知されている。
【Chocolatines(ショコラティン)】で提供されるチョコは16ピースのもので、日本円にして¥9640-と非常に高価だ。
しかし、これが非常に人気が高く、ハリウッドセレブだけではなく、他アメリカのイベントの贈答品として選ばれている。
また、飛行機のファーストクラスや高級ホテルで客に出されるスイーツとしてのオファーもあるという。
味もさることながら、その見た目も洗練されており、まるで装飾品を思わせる様な美しさから、ギフト価値としても高い評価を博しているのだ。
和田理恵子のチョコレートであるが、日本国内では現在は販売していない。
が、chocolatines.comにアクセスしてみると、通販販売として空輸で日本にも配送しているようだ。
おわりに
和田理恵子はショコラティエとして、おそらくはじめてとなるテレビ番組【情熱大陸】に出演する。
元々はインテリの家系に生まれて、教師になる筈だった運命に背を向けて、実業家へ転身した後にショコラティエとなるという二転三転する人生は非常に魅力的だ。
チョコレートという一つのお菓子に魅せられて、徹底的に追及していった結果が、アメリカでお菓子のブランドを確立させた。
この単純ではあるが、素晴らしい人生・・・なかなか真似出来ないだろう。