中田充は福岡県警の巡査部長であり、連日、報道されていた福岡県母子の死亡事件の犯人であることが明らかになり逮捕。
顔写真画像はマスコミ各社から一斉に報道されて、注目を集めている。
愛する妻と子供を手に欠けた犯行動機は果たしてどのようなものだったのかを考察していきたい。
中田充・福岡県警巡査部長について
事件の詳細は連日、報道されているが、今一度、要約しておこう。
2017年6月6日の朝に38歳の母親と息子9歳と娘6歳が、福岡県小群市小坂井の住まいで死んでいるのが発見された。
子供たちが登校してこないことを不審に思った学校側が、父親の中田充に連絡し、中田充が自宅を見るように姉に頼んだことから、事は発覚。
当初は母親の手によって子供たちを道連れにした無理心中と見ていたのだ。
しかし、現場にはそれらしい形跡がないことから、捜査は父親の中田充に向けられたのだった。
中田充は福岡県警通信指令課の巡査部長であり警察官。
2015年に福岡県小群市小坂井の現場住居に引っ越しており、近隣住民からは非常に信頼される立場にいたことが分かっている。
中田充の顔写真画像がついに!
【殺人容疑】
福岡県小郡市小板井510番地の6・福岡県警通信指令課/巡査部長
中田充被疑者(38)※自宅で、妻・中田由紀子さん(38)、小学4年の長男・中田涼介さん(9)、小学1年の長女・中田実優さん(6)の首を絞めて殺害した
福岡県警通信指令課課長:山下英輔(警視) pic.twitter.com/X6PdhX2Xqu— 成澤孝幸 (@narisawa_taka) 2017年6月8日
福岡母子3人の不審死が報道され、犯人の氏名である中田充とその顔写真画像が公開されたのが、2017年6月8日の正午すぎ。
それまでは警察官の父親に容疑がかかっているという報道のみが伝えられていた。
中田充自身は容疑を現在も尚、否認しているようだが、警察は犯人と断定する証拠を既に掴んでいた為の公開と相成ったと言うわけだ。
しかし、愛する家族を手にかけなければいけなかった犯行動機は一体、何だったのだろうか?
いずれ、報道で具体的に明らかになると思われるが、現時点で考えられる考察をしていこうとおもう。
中田充の犯行動機はおそらく・・・
現在まで分かっていることは、中田充の妻である中田由紀子さんは、育児ノイローゼにかかっていたようである。
それは中田充や由紀子さんの姉が証言していることであり、それは相当、重い症状であったことが伺える。
現場には争った形跡がないこと、由紀子さんや子供たちに抵抗の跡が無かったことを踏まえると、確かに心中であった可能性が高い。
しかし、中田充は死にきれずに隠匿することを考えたのではないだろうか?
子供たちが登校していないという連絡を受けて、敢えて由紀子さんの姉に電話をとって発見してもらったのも、所謂、偽装の一つだったのかも知れない。
が、おそらくは中田充も冷静な判断が出来ない状態であり、偽装工作というレベルまで行動出来なかったと思われる。
ちなみに金銭問題が家族の間にあったという可能性は、こうした事件にはよく一つの可能性として挙げられるが、現時点ではその様子はない。
おそらく中田充は大卒であり巡査部長という肩書から、年収にすると一般会社員よりも高い給料をもらっていたのは明白。
今後、こうした背景も明らかになるだろうから、続報が出たら記載しよう。
おわりに
中田充 福岡県警の巡査部長が逮捕されたことは、非常にショッキングな展開であるといえよう。
警察は面子を重んじる組織であるが、これだけ注目を浴びてしまっている為に、例え身内の不祥事でも公開せざるえなかったのだろう。
顔写真画像を見る限りは非常に温和な印象であり、誠実真面目と言う言葉がピッタリの人物に思える。
詳しい犯行動機が非常に気になるところだが、続報を期待したい。