青森県・黒石市の写真コンテストで受賞を取り消しになった葛西りまの写真。
取り消しの理由があまりにも理不尽極まりないと感じた人々が黒石市長・高樋憲(たかひけん)に対して激しく抗議。
そして、前言を撤回し、最高の賞である【市長賞】を送るという決定をしました。
ところがこれに対して、更に炎上騒ぎを巻き起こしているのです。
撤回した黒石市長・高樋憲が撤回したわけ
そもそも何故、黒石市長・高樋憲は何故、葛西りまがうつる写真コンテストの写真の受賞を取り消しにしたのか?
高樋憲黒石市長は次の様に述べています。
生徒と遺族に配慮して取り消しをした
入賞作品は来月にイベント会場に提示される。 イベントを盛り上げるという趣旨を踏まえると、亡くなった方が写っているのはふさわしくないと考えた。
しかし、これは言い訳にもフォローにもなっておらずに、更なる炎上を巻き起こすことになる。
筆者も前記事の追記で書いたが、そもそも撤回する程度の懸念ならば、最初から言うなという憤りを感じており、同じ様に思うユーザーは多い。
次は黒石市長・高樋憲が前言を撤回した後のネットの反応を見てみましょう。
高樋憲が撤回した後のネットの反応
自殺した中学生が写った写真が最高賞から外された。
全国から抗議が殺到し、一転して返り咲き。
外した理由はプライバシー保護だって。
中学生の親に最初からその説明してたか?
見え透いた嘘。
賢明な黒石市民よ、嘘つき市長はリコールしよう。— Georjirou_Ishi (@Takajin_Remembe) 2016年10月19日
黒石市の高樋憲市長は辞職させるべきではない、懲戒免職にすべきだ。
死者に対し徹底的に冒涜する、あまりにも非道な行いをしておいて何も処分なしとか、あり得ないだろ。— KG@けんけん@BF1全裸待機 (@GK_kenken) 2016年10月19日
都合が悪くなったとみれば、途端に掌返しするようなのを無投票で当選させてしまったことは市民としても大いに省みるところがあるんじゃないだろうか。黒石市長の名は高樋憲。
— kiriwara (@kiriwara) 2016年10月19日
それぞれが的を得ているとも思える高樋憲黒石市長の前言撤回に対する反応だと感じる。
高樋憲の今後の対応はどうなるのか?
現在、この高樋憲黒石市長の葛西りまの写真に対する前言撤回が物議を醸しだしており、多くのネットユーザーやブロガーをはじめ、テレビメディアまでが乗り出して、批難の声をあげている。
ここまで来ると、今後は何を言っても批難を浴びるわけであり、世論の信用を完全に失墜させている状態。
黒石市には多くの抗議や避難のメールや電話が殺到しているそうであり、職員たちはその対応に追われているのだとか?
場合によっては高樋憲は市長を辞任するという可能性も出てきたように思えるのだが、どうだろう?
しかし、辞任するというくらいの品性ならば、最初から葛西りまが既に亡くなっているということだけで、受賞の内定を取り消しにしたりはしないだろうが・・・。
黒石市長・高樋憲のプロフィール
高樋憲は1958年生まれの現在58歳。
日本大学生産工学部土木工学科を卒業し、無所属の状態で平成7年の青森県議会に出馬して県議の椅子に座る。
それ以降は5期にわたり、県議を務め上げた後に、2014年の黒岩市の市長選に立候補して、当選する。
第16代青森県黒岩市の市長となる。
家族は嫁と娘が二人いるそうで、座右の銘は『日々努力』。
趣味は北国ならではのスキーをたしなみ、バイクを乗ることも好きなのだとか。
日曜日の過ごし方として、嫁と一緒に玄関の飾り立てをすることが一番の楽しみであると豪語。
今後もこの黒岩市写真コンテストの市長の品格が問われる問題は、更なる波紋を呼ぶことになりそうだ。
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↳ 【青森県】 葛西りまの黒石市長賞の取り消しの理由【写真コンテスト】
市長賞を取り消しておいて、ネットの反対が多くてあわてて訂正をするのは見苦しい限りですが、市長の次に行動するべきことは「いじめ」の実態と真実を解明して、世間に公表することです。
それをさせずに「辞任」何てさせないでください!
黒岩市民の皆さま!!
後の祭り、弁解するのなら遺族によく相談すべきだったのではないか。市長は辞めることはないがいじめの原因をしっかりと調べるほうが良いと思うが多分又弁解するに違いがないでしょう。
許せ無い。
そもそもこの政治家は未来を見て政治できる資質が無いのだろう。受賞を取り消し批判去れれば再度受賞をさせる。ではこの政治家は何を基準にし、どちらを向いて取り消しを決定したのか?写真の彼女が幼い命を捧げ問いかけ事を考えたらこんな事はできないはずだ。この男が未来を語り政治を続けるなら到底信用できない。こんな仏に唾するような人間では。
黒石市長は、20日遺族を訪問し謝罪。
市長賞は、撮影者が受賞を辞退した。
遺族と相談し、いじめをなくすため写真を、
特別展示することになった。
この結果自体(解決方法)は、とてもいいと思う。
そもそも、いじめ・自殺があったのは、青森市の中学校。
たまたま、隣の黒石市のイベントに踊りの団体の一員として参加した時の
本人がクローズアップされた写真が、黒石市の写真コンテストで入賞したことから、
今回の迷走が始まった。
重要なのは、黒石市長が入賞取り消しを決めた時点では、
自殺者の氏名は公表されていなかったこと。
しかし、爆サイや2chでは、8月30日から加害者探しが始まり、
いじめに加担したとされる生徒の実名、クラブ、出身小学校名まで、
ネットにのりはじめていた。
自殺者と遺族のプライバシー、青森市教育委員会が調査中であること、
加担したとされる中学生の氏名等のネット掲載等の状況の中で、
黒石市長が入賞取り消しに至ったことは、十分に理解できるし、
マスコミが大声で叫ぶほど批判されるべきものではないと思う。
結果としては、取り消しに怒った遺族が実名を公表。
その後、あっという間に、多人数の加害者リスト(?)が拡散した。
学校では、大混乱になっている。
リストが作られた経過を見ていると、間違いもあり、
この加害者リストは、本当に正しいものなのか疑問。
間違って入ってしまった人がいれば、その責任は誰がとるのか?
本当は、青森市教育委員会と遺族の間の不信感(調査結果の未報告?)が発端となり、
マスコミの手で拡大され、迷走が始まったように思う。
青森市教育委員会は、加害者とされる中学生の氏名が多数公表されている異常状態に対し、
早急に対応をすべきである。
自民党青森県支部連合会所属の高樋憲市長です。