石嶺香織は宮古島の市議であるが、ブログ変わりに使っていたフェイスブックに市議にあるまじき問題発言をした。
それが切欠で辞職勧告、市議会は賛成多数となったことが話題に。
最近は市民を代表する所謂、上の人間の問題が度々、取り上げられることが多いが、この問題について触れてみよう。
石嶺香織について
【名前】 石嶺香織(いしみねかおり)
【生年】 1980年
【年齢】 36歳
【出身地】 福岡県
【学歴】 大阪外国語大学・中退
【所属】 沖縄県宮古島市議会(辞職勧告済み)
【当選】 2017年
石嶺香織は昔から宮古島にいたわけではなく、福岡県の生まれ。
大学卒業後には【豊能障害者労働センター】で4年間働いていたことも明らかになっている。
2008年に宮古島に移住したが、元々、宮古上布を知って学ぶ為であったという。
宮古島に移り住んでからは、陸上自衛隊の配備に反対する会【てぃだぬふぁ 島の子の平和な未来をつくる会】の代表に収まり、これが2017年1月の市議補選の初当選に繋がったのだろう。
現在は子供を3人かかえる母親でもあるが、そんな石嶺香織が何故、宮古島市議を追われることとなったのか?
石嶺香織がブログ変わりのFacebookに投稿したのは?
石嶺香織の現在のフェイスブックは内容などは何もなく、ただ自分自身が描いた趣味の絵の写真画像を公開しているだけにすぎない。
だが、騒動の発端は紛れもなく石嶺香織のFacebookからであった。
2017年3月9日に石嶺香織は自身のFacebookで以下の様な発言を投稿した。
自衛隊員が来ると島で婦女暴行事件が起きる
宮古島に来る自衛隊は今までの自衛隊ではない。米軍の海兵隊から訓練を受けた自衛隊なのだ。
こうした発言に加えて、陸上自衛隊が米国での演習に参加した写真画像を添えていたのだ。
これに対して猛烈に批判が相次いだ為に、石嶺香織は投稿を削除して、過去のタイムラインなどに投稿していた内容も非公開にしたのだという。
石嶺香織は何故、自衛隊を批判したのか?

石嶺香織が宮古島を想う気持ちは紛れもなく本物であると思われる。
宮古島は非常に美しく、素晴らしい土地であるがゆえに、そこを守りたい一心で出てしまった叫びなのだろう。
だが、かつて沖縄などであった米軍兵などによる、日本人少女や婦女子に対する性犯罪を混同して考えてしまったのだろう。
たしかに陸上自衛隊が宮古島に配備される動きを懸念するのは分かるが、それと過去の性犯罪事件は何の関係もない。
自らの立場を顧みずに、職業差別発言を行ったことに対して、辞職勧告をされることとなったのは、愛する宮古島の市議会を傷つける行為になるとは夢にも思わなかったであろう。
おわりに
石嶺香織・宮古島市議の職業差別発言が日本中を騒然とさせるものになるとは、3月に入った時点では誰も予想すらしなかったであろう。
そして、それは誰でも気軽に扱えるフェイスブックというものが起爆剤となったのも皮肉な話だ。
バイラル(クチコミ)がとてつもない速さで広がる昨今。
国民の代表である立場の人間は、それを分かった上で重々、自身の発言には気を配らなければならないことを物語っている。