立川の病院でまた高齢者による暴走運転の交通事故があった。
今回は83歳女性による運転ミスの事故だったが、この女性の名前は伏せられている様だ。
83歳女性が起こした事故原因を調べることにより、最近、多発している高齢者による交通事故トラブルを防ぐことに繋がるのではないだろうか?
83歳女性が事故を起こした場所
11月12日に83歳女性が事故を起こした現場は東京・立川市の国立病院機構災害医療センターだ。
病院といえば特に高齢者が集う場所であるが、まさか、その高齢者の運転する車が暴走し事故を起こすという皮肉な事件。
普通に考えれば病院の敷地内で、何故、車を暴走させる様なことになったのか、甚だ見当もつかない奇妙な出来事だ。
83歳女性の立川暴走事故の原因
83歳女性の運転する車は病院の敷地内の駐車場を出た後に車道を突っ切り、歩道に乗り上げる暴走を見せた。
運転していた83歳の女性は事故を起こした理由を、後に警察官に供述。
ブレーキをかけたが止まらなかった
しかし、警察官の現場の実況検分では、ブレーキをかけた痕跡は全く見つからなかったようだ。
これにより、警察官の現在までの事故原因としての推測は、ブレーキとアクセルを踏み間違えて、暴走したと見ている。
83歳女性の名前と更なる事故原因
83歳女性は自身も立川の国立病院機構災害医療センターに通院する人間である。
高齢者であるということと、故意の事故ではない為に、報道メディアは事故を起こした彼女の実名の公表を控えている気配がある。
しかし、名前は既に特定されており、それはすぐに調べれば分かることだ。
ここでも特定されている実名は控えておくことにする。
そして、この83歳女性が事故を起こした原因の背景にあったものは、旦那の介護疲れによるものと思われる。
暴走事故を起こした83歳女性は今年の8月に旦那が事故現場となった立川の病院に入院したそうだ。
しかし、最近になり入院している旦那の容態が急変してしまい、睡眠時間を削って看病をしていたというのだ。
つまり、介護疲れによって、83歳女性は既に疲労困憊の状態であったと思われる。
そんな状態で車を安全に運転しろというのが、無理な話な様に思われる。
まとめ
83歳女性が立川の病院で暴走事故を起こす数日前には、やはり84歳男性が茨城県の病院敷地内で暴走事故を起こしている。
供に認知症などの疑いもないことから、通院による疲れということが、事故原因として濃厚と見られている。
高齢者が高齢者を介護するという、事柄は以前から社会問題として取り上げられている。
高齢介護はこうした形でも、その悲劇性を如実に表していると思えてならないのだが、どうだろう?