長生ひき逃げ事件の犯人に対するネットの反応は?! 無罪判決を下した裁判長にも批難が?!

長生ひき逃げ事件で犯人である職員が無罪判決を受けたことに関して、非常に様々な反応が目立つ。

 

これは我々もこうした事件の当事者になる恐れがあることであり、非常に身近な話題であるとも言える。

 

無罪判決を下した裁判長にも注目があつまっており、犯人の名前なども明らかになっているが・・・。

 

長生ひき逃げ事件とは?

長生ひき逃げ事件とは2014年1月に発生した事件。

 

被害者は千葉市消防局の29歳の職員であり、同年同月の15日、午前1時10分ごろに、路上に横たわっていた。

 

そこに乗用車を運転する後に犯人と目される40歳の長生村職員が、横たわっていた男性を轢いてしまったが、そのまま車を発進させて逃亡したという事件だ。

 

何故、被害者は深夜に路上で横たわっていたのか?

 

犯人は何故、男性を轢いてしまったあとに、救急などに連絡しなかったのか?が、争点となっていたようだが、2017年9月16日に犯人の職員に無罪判決が下った。

 

長生ひき逃げ事件の犯人に無罪判決を下した裁判長は?

長生ひき逃げ事件を担当した裁判長は楡井英夫氏であり、1968年8月12日生まれの48歳。

 

司法修復:第45期であり、平成29年・千葉地裁3刑部総括(東京高裁8刑判事)である。

 

楡井英夫氏の過去の判例を紐解いてみよう。

千葉地判H29.7.12 強盗殺人等被告事件
判決:無期懲役

千葉地判H29.5.29 集団強姦被告事件
判決:懲役4年(求刑懲役6年)の実刑判決

京都地判H15.10.29 不正アクセス禁止法違反、麻薬及び向精神薬取締法違反等被告事件
判決:懲役2年8月、執行猶予4年(求刑懲役3年)

今回の長生ひき逃げ事件について、裁判長は以下の様に判決の理由を述べている。

男性をひいた後続車両の運転者5人中、衝突までに人かもしれないと認識したのは2人で視認条件は悪かった。

車体の下から相当強い衝撃を体感したことに加え、何も見えなかったという認識を考慮しても、人かもしれないと認識したとは認められない。

人をひいた可能性に思いが至り、念のため確認しようとした。

いずれも故意を認めるには合理的疑いが残る。犯罪の証明がなく無罪。

遺族側は納得がいかないようであり、泣き崩れていたという報道もある。

 

だが、これは裁判長の判決が正しかったという意見もネットの反応を見ても多いので、次はそれをまとめてみよう。

 

長生ひき逃げ事件の犯人が無罪となったネットの反応とは?

犯人の職員は一部のネットユーザーなどの手によって、無罪になった現在もその名前などが晒されている。

 

既に無罪判決が出ており、事件の概要から犯人と目された職員もある意味、被害者であると感じる部分があるので、名前は伏せておく。

 

確かに弾いてしまった後に、現場から立ち去ったことには首を傾げるものではあるが、そもそも人を轢いてしまったということに意識が向かなかったのならば、そのまま車を走らせてしまう心理はよく分かる。

 

それが証明されたということである。

 

では、ネットの反応を見ていこう。

・まぁ妥当だろ。せいぜい不注意運転 なんか踏んだな、まぁどうでもいいや位の感覚だよ 人踏んだとか想像を超えてるわ

・ただ逃げたことは罰されるべき

・過失運転致死も不起訴にすべきでしょこれ

・当たり前。道路で寝るアホが悪い。

・過失運転致死の方が無理だと思うんだが・・ 夜間に普通に制限速度で走ってて道路に人が横たわってて、それに気づいて回避できるかと言われても 回避出来る気がしない

・何で道路で寝てたのか謎が残ったな

・道路に横たわってたのが公務員様で轢いたのが無職だったら判決内容も違ったんだろうな

やはり、目立つのは無罪は妥当であるかのようなネットの反応。

 

真夜中に路上で寝ていた被害者が酔いつぶれていたという憶測も交る中、何にせよ人を轢きたいと思って轢く人間などはいやしない。

 

こういった事件は我々の身近にも起きうる事件として、運転中はやはりあらゆることを想定していなければならないと感じる。

 

おわりに

長生ひき逃げ事件の犯人が無罪になったことが、ネット上を中心に騒動になっている。

 

しかし、事件の判決に対しては妥当であるという意見も多く見られているのも事実。

 

遺族からすると到底、納得できるものとは思えないが、事件は何故、起きてしまったのか?に焦点を当てると、裁判長が下した判決が妥当であるかを否かを判別できるといえる。

 

個人的には犯人の職員が人と車の衝撃があったときに、人を轢いたと認識していれば逃げなかっただろうし、そもそも、真夜中に道路で横たわっているという状態が普通ではない。

 

事件は起きるべくして起きたのではなく、たった一つの、一人の人間の気の緩みが原因となっていると感じるのである。

 

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