略名【HAM】と言われるHTLV-1関連脊髄症という特殊な病は、ご存知ですか?

 

現在、日本でこの病気の患者さんは約3000人ほど存在しているようです。

 

この非常に珍しい病気の症状や原因、
そして治療法はあるのか?等の知識について、ピックアップしてみます。

 

Sponsored Link

HTLV-1関連脊髄症(HAM)とは?

citizenjournal-content-image

 

HTLV-1関連脊髄症(HAM)とは白血病の原因の一つである
『ヒトリンパ球向性ウイルス1型』に感染している人間の一部に起こる病気と言われています。

 

HTLV-1とは前述した『ヒトリンパ球向性ウイルス1型』の別称です。

 

このHTLV-1はウイルスとはいっても、
本来、ヒトのリンパ球にはあるものであり、
医学的には潜在感染していると言われています。

 

なので、このHTLV-1に感染しているからといっても、
必ずしも病を発症することはありませんし、
ウイルスだからといって他人に
空気感染という形で被害を与えるものでもないのです。

 

が、これが運悪く病気を発症すると、非常に厄介なことになるのです。

 

HTLV-1関連脊髄症(HAM)の症状

HTLV-1関連脊髄症は非常に稀な重病の一つであります。

 

これを発症している患者の症状として挙げられるのが、頻尿です。

頻尿とは?

トイレに行って用を足してもまたすぐに行きたくなる様に、尿をする回数が増えることを頻尿という。

1回の尿の量も増加する多尿を伴う場合と、尿意(尿をしたくなる気持ち)はひんぱんに起こっても1回の尿量は少ない場合のことを指す。

これはとても生活の中に起こると、かなり過酷なものになります。

 

とにかくトイレに行かないといけない・・・
それも一日に何十回って、他のことが手につかなくなりますよね。

 

これは真夜中にも当然、繰り返されるわけで、
睡眠不足になることは必至であるので、他の様々な病気の原因になりかねなくなります。

 

また頻尿だけに限らずに、便秘も酷くなり、普段の歩行にも支障が出るケースがあるのです。

 

いつもと変わらずに普通に歩いているだけなのに、つまづいてつま先を怪我していたりとか。

 

普段の当たり前のように出来ていた生活が
出来なくなるという恐ろしい難病がHTLV-1関連脊髄症(HAM)のようです。

HTLV-1関連脊髄症(HAM)の原因

HTLV-1関連脊髄症(HAM)の原因は、
前述した通りヒトリンパ球向性ウイルス1型に感染していることが、まず原因の一つです。

 

しかし、ウイルスが増加してHTLV-1関連脊髄症という
病気の症状を発症する、それらの原因はまだ何も分かっていないようです。

 

我々、全員がHTLV-1に潜在的に感染はしていても、
それが増加して発症に至ることは、9割以上の人間がない。

 

しかし、感染者の中で発症し、
ウイルスが増加してしまうという、
その原因が分かっていないということですね。

 

HTLV-1関連脊髄症(HAM)の治療法

HTLV-1関連脊髄症というのは
日本でも僅か3000人程度の人間にしか発症していない難病の一つです。

 

よって、治療法というものは確立していないのが現状ですが、
病気の原因がウイルス性のものであることが分かっていますので、
抗ウイルス療法が妥当だそうです。

 

抗ウイルス療法というのは、
体内の問題を起こしているウイルス(ここで言うならばHTLV-1)の
増殖を薬の力で抑制するという治療法です。

 

また、ステロイド剤などの内服で、
HTMV-1関連脊髄症の患者の7割に治療効果があったという記録はあるものの、
他の感染症の誘発があったり、その他の病気を発症する危険性もあるとか。

 

現在、最もHTLV-1関連脊髄症(HAM)の治療で
有効とされる薬は【インターフェロンα】という薬なのだそうです。

 

しかし、完全な治療法というものは確立されておらずに、
発症してしまったら、すぐに命の危険性があるものではないにしろ、
長く病と付き合うという姿勢が必要になるようです。

 

このHTLV-1関連脊髄症(HAM)は
厚生労働省が難病と指定した病気の一つであり、
発症すると極めて厄介な病気です。

 

発症の原因も未だによく分かっていないことから、恐ろしい病気の一つと言えるでしょう。

 

Sponsored Link