クリントン刑務所は過去170年もの長きに渡り、
脱獄事件が無い米国屈指の刑務所として知られていた。

 

しかし、2015年に脱獄事件があり、この常識は覆された。

 

クリントン刑務所脱獄事件の裏には
女性看守・ジョイス・ミッチェルの暗躍があったことが分かっている。

 

クリントン刑務所脱獄事件と
ジョイス・ミッチェルについて紐解いてみよう。

 

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クリントン刑務所とは?

クリントン刑務所は1845年に
アメリカ・ニューヨークのダネモラ村に建てられた施設である。

 

2015年に至るまで、ただの1人も
脱獄に成功した囚人がいないということから、
最高レベルの監視体制が敷かれた、入ったら
二度と出てこれない刑務所として知られていた。

 

が、2015年に収監されていた囚人2人が脱獄に成功し、
その難攻不落のイメージはもろくも崩れ去る事態に陥った。

 

クリントン刑務所の脱獄事件とは一体、どの様なものだったのか?

 

クリントン刑務所の脱獄事件

170年、脱獄者を一人も出さなかった
クリントン刑務所を脱獄した2人の囚人の名前は
デヴィッド・スウェットとリチャード・マット。

 

脱獄方法は独房内の壁に電動ドリルで穴を開け、
地道な作業を看守の目を盗んで行い、
下水道まで穴を開通させて、そこから脱獄したのだ。

 

デヴィッドとリチャードは脱獄事件発覚の半年も前から計画をしており、
脱獄後の逃走ルートまでを考えていた緻密なものだったようだ。

 

脱獄成功したものの、デヴィッドとリチャードは
逃走を図る最中、追ってきた警察と抗戦状態になり、
リチャード・マットは射殺され、デヴィッド・スウェットは逮捕された。

 

そして、この脱獄事件の裏には
ジョイス・ミッチェルという女看守が裏で糸をひいていたことが分かっている。

 

またあろう事か、ジョイス・ミッチェルは
脱獄犯のリチャードとデヴィッドと男女関係があったという。

 

ジョイス・ミッチェルという女性

ジョイス・ミッチェルは
クリントン刑務所の看守として働いていた50歳代の看守。

 

過去には浮気が元で離婚をしており、
事件当時は2人目の旦那と供に暮らしていたそうだが、
男性にだらしがないジョイスは囚人のデヴィッド・スウェットや
リチャード・マットと恋仲になったそうだ。

 

ジョイスの存在を利用した、
二人は脱獄に必要な道具などを用意させることを目論み、
ジョイスはこれにのってしまったわけだ。

 

脱獄に使用した電動ドリルなどは、
ジョイスが巧みに2人に渡したものだったのだ。

 

しかし、ジョイス・ミッチェルは
脱獄に加担したことへの発覚や不安に苛まれて、
精神を病む様になった。

 

結局、ジョイス・ミッチェルも
クリントン刑務所の脱獄事件に関わった共犯者として、
逮捕されて7年の懲役刑に服することになった。

 

ジョイスの2人目の旦那であるライル・ミッチェルは、
クリントン刑務所の脱獄事件の全貌を知っても、
ジョイスが刑期を終えて釈放されるのを待っているという。

 

もしも、デヴィッド・スウェットや
リチャード・マットが逮捕射殺されていなければ、
いずれはジョイスの旦那であるライルは2人によって殺害されていたのにだ。

 

デヴィッドとリチャードの犯行計画の中には、
ジョイスの旦那のライルを始末するという計画もあったからだ。

 

しかし、ライル・ミッチェルは、
そんな過ちを犯した嫁のミッチェルを許し、
離婚せずに待ち続けているのだそうだ。

 

ジョイス・ミッチェルの現在とまとめ

ジョイス・ミッチェルが刑期を終えて、
社会復帰をするのには、まだまだ先だ。

 

しかし、これだけの罪をおかしながらも
許し待ち続けている旦那のライルの愛情に打たれて、
現在は自分の過去を悔いているのだとか。

 

その為に再犯や再び別の男性に惹かれて
浮気などをするということも無いだろう。

 

クリントン刑務所の脱獄の片棒を担ぎ、
結果、その権威を失墜させたアメリカ犯罪史上、
稀に見る事件の裏には、こうした男女の愛情があった。

 

所詮、刑務所とはいえ、
人間が作り出したものであるために、
絶対に破られるという保証などはどこにもない。

 

そして、不可能を可能にする切欠は元をただせば、
やはり人間の執念や愛情といった強い感情の力があるといったことを
如実に表していたのがクリントン刑務所脱獄事件であると言える。

 

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